高齢者福祉の必要性 - 氷河期世代の高齢化と老老格差
就職氷河期世代(1970年~1982年生まれ)は2024年現在で42歳~54歳であり、まもなく高齢者になっていく。今から11年後の2035年以降、就職氷河期世代は65歳以上となっていく。さらに2040年代後半以降には、氷河期世代以降の世代が65歳以上となっていく。
日本の高齢者福祉の必要性の論拠として、未だに高度経済成長や人口増加に貢献した世代への報奨としての側面を挙げる人がいる。しかし、この論法は、高度経済成長や人口増加に貢献できなかった世代を冷遇してもよいという主張に簡単