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夢映画 後編

ふうなはNo.2が現在も倒れているのを確認した。
「ミッション達成!」と確信したものの、部屋に忍び込んで死体を確認した後、驚くべきことが発覚した。
No.2と木村天照が秘密裏に連絡を取り合っていたのだ。
音声解析によって、木村が過去のNo.2と直接コンタクトを取っていることが明らかになり、木村の言葉には歴史を操作する計画が含まれていることが判明した。
この計画が未来の支配を狙ったものであることも判明した。

タイムトリガーの製作は、木村が博士と出会った時から進められていた。
しかし、木村によって製作が中止されるよう命じられたため、博士はコピーの痕跡を発見した時点で不安に駆られていた。
「ピコン…ピコン…」
「この計画の黒幕は木村天照だ」と、ふうなとゆうまから博士のPCに連絡が入った。
博士は確信を持ち、どうしようもない感情と共に一堂を集めた。


彼らは一堂に会し、木村の計画を詳細に解析し、その阻止に向けた具体的な作戦を立てる。
「気づかなかった…ブラックシンジケートのボスが木村先生だったなんて…」
ひなは落胆の色を隠せなかった。
「まずは感情を後回しにしよう。彼の計画を阻止しなければ…」
博士は研究室で木村の計画を阻止するための最後の準備を整え、タイムマシンの修復作業とともに木村の拠点に向けた戦略を練った。

すべての準備が整った時、博士、ゆうま、ふうな、ひなはそれぞれの役割に向けて出発の準備を整えた。
博士は再び装置を調整し、タイムマシンを作動させる準備をしながら、これからの戦いに向けて心を落ち着けた。
「ゆうま、行くぞ」
「任せてください、心を鬼にして倒しますよ!」と、ゆうまは力強く答えた。

ふうなとひなは基地に潜入し、木村の現在の動きを探るための最後の偵察を行っていた。
過去の木村を倒す前に行動を起こされては元も子もない。
タイムトリガー、それは時間をすべてコントロールする道具だ。
戻す、飛ばす、止める、進める…。それが使われる時点で、過去で木村を倒しても無意味になる。
長井は情報処理半として残り、過去についたゆうまと博士は、基地で木村の暗殺を準備し、これからの任務に備えて精神を集中させた。


このころの木村は大抵、基地のラボにいることが長井によってわかった。
「僕が周囲の警備を引き寄せるので、博士は木村さんのところに…!」と、ゆうまが言った。
「わかった、生きたまま後で会おう」と博士は答えた。

ゆうまが警備を引き寄せている間に、博士はラボに到着した。
「お前か…来ると思っていたよ」と木村が不気味に笑った。
「先生…なぜこんなことを…?」博士は困惑しながら問うた。
「先生?こんなこと?」木村はさらに不気味な笑みを浮かべた。
「まだ気づいていないのか?いいか、私とこの組織のNo.2のあいつは血のつながった親子なんだよ!」
「え…?」博士は驚きを隠せなかった。
「もともとお前を師にしたのも、天才の力を借りるためだ。『未来を支配するため』にな。お前がいなければ、俺たちはこの世界の頂点に立てていた。お前の存在が邪魔なんだ。出会ったときに殺しても遅かった。お前は幼いころから結果を残し続けている。殺された天才として名を遺すのさ。生まれる前に殺さなければ、私はこの世界で頂点に立てない。だからお前を殺すためにお前の力を借りたのさ。」
「うるさい…消えろ!」と博士は叫び、引き金を引こうとした瞬間、木村は自爆スイッチを押した。
次の瞬間、ラボは爆発した。
「は…博士…!」
ゆうまの叫び声と爆発音が基地全体に響いた。

歴史は繰り返される。木村が博士の力を借りて過去の博士の誕生を阻止し、その世界で木村が世界を支配するその時まで…。



自分でも何かいてるんだかわかんなくなった!
でも夢の話だしいっか。
 
      


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