子供心に刺さりまくったアニメ映画「シリウスの伝説」

お盆休み、自宅から1時間ほどの実家に行ったりしていました。

帰り道の途中に妹の家があるので車で送りましたが、
車内で「曲数多くてすいません」のCDを流していて、
なぜか妹が「Lucky Chanceをもう一度」を歌詞も見ずに
正確に歌っていて盛り上がった。笑

妹は別にC-C-Bファンではなかったですが、
この曲は好きでカラオケで何度も歌ったのだそう。
やっぱり人気があったんだよね〜。

さて、本題ですがピクサーの最新作「マイ・エレメント」の番宣を見ていたら、
子供の頃とても心を揺さぶられたアニメ映画を思い出しました。

サンリオ映画の「シリウスの伝説」、観た人いるかな?
1981年の映画だそうです。

この作品も「マイ・エレメント」と同じく、
火の精の女の子と、水の精の男の子とのラブロマンスです。

一見ディズニー映画のようですが、サンリオ制作なんですよね。
あの頃サンリオは映画を何本か作っていて、
「チリンの鈴」という映画も観ましたが、
これもインパクトが強くていまだに覚えてます。(細かい内容は忘れましたが)

ディズニーの映画は絶対ハッピーエンドで人魚姫のお話ですら
ハッピーエンドにしてしまいますが、
サンリオ映画って子供向けの割には世知辛いんですよね。

日本人が作っているのが納得いきます。

観た後必ず明るい気持ちになってもらいたいという
ディズニーの思想は、それはそれで素晴らしいですが、
サンリオ映画の切なさというか「わびさび」みたいな感覚は
子供にも感動を与えるものだったように思います。

「切ない」とか「悲しい」という、ものごとの影の一面、
「こういう世界もあるのだ」というのを教えてくれる作品と言いますか・・。
子供向けなんだけど、観客を子供扱いしてないんですよね。

でも、観終わった後に暗い気持ちにならないのは、
作品の中には「愛」が溢れていて
映像がとてもきれいだったからなんだろうと思います。

作品中では主人公の二人が何のお咎めもなしで暮らせる場所を目指しますが、
その場所への行き方も儚くて幻想的なんですよね。

キャラクターは可愛いし、背景、炎と水の描き方、
それでもって音楽的にも主題歌に
大人なコーラスグループ「サーカス」を起用していたりと、
大人が観ても圧巻の作品だったと思います。

声優陣も錚々たるメンバーなんですよね。

古谷徹(アムロ)
小山茉美(アラレちゃん)
この二人はご夫婦だった時があったんですね!

榊原郁恵
内海賢二(センベエさん)

などなど・・。

あと私はこの映画で星とか天体に興味を持つようになりました。
「シリウス」という星が本当にあるのだと、わかった時は嬉しかったな。
おおいぬ座の一等星で太陽を除いた地球上から見える最も明るい恒星なんだそう。

うーん「マイ・エレメント」の宣伝を見て「シリウスの伝説」が観たくなって来た。笑

アマゾンで調べたらDVDが1,000円で出てたなー。
買っちゃおうかな?笑

サンリオ映画良かったのになー。
もう作らないのかな?

「シリウスの伝説」に関しては予告編がYoutubeにあったので、貼っておきます☆

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