for the future
pray for.......................................
love is all
社会に適合するために育てられ、愛を知らない子供の絶望が分かるだろうか。
愛を知らない子供。
貧困よりも何よりも悲しい。
本人は充分すぎるくらい努力をしている。
だけどちっとも幸せそうじゃない。
瞳の奥に絶望が漂っている。
その瞳は「助けて」と全力で訴えかけている。
だけど、彼、あるいは彼女は悲しいことに優秀なのだ。
だから、弱みをみせることが出来ない。
助けたくても助けられないのだ。
神は助けを求めないところには表れない。
「求めよ、さらば与えられん。」
そう、求めるのだ。
だけど、こういう人達は自分が本当に求めているものが「愛」だと
知らない。
知らないのだ。愛を貰ったことがないから、その存在を知らないのだ。
そして、愛を求める代わりにお金や権力、異性を求める。
だけど、それらは愛の代替え品であるために、心が満ち足りることはない。
そしてその満ち足りなさを埋めるために「もっと、もっと」と欲深くなっていく。
その姿はまるでゾンビ。
痛々しい。
そんな人たちがこの社会を作り上げた。そう、愛を知らない人たち。
可愛そうだ。哀れだ。心が痛む。
もしも、愛のある人が世界を支配したのならば、世界は楽園であろう。
哀しい世の中。
この世が地上の楽園になることを祈る。