マタタビ日記 Jan.-1
敬愛するしいたけ占いさんが、牡牛座のあたしにとって大事になるのが「自分なりに咀嚼し直した、知恵」と「つたなくても、自分の言葉によってまとめたもの」と言っていた。実はこれ去年から言われていて、去年は密かにiPhoneのメモに綴っていたのだけど、夏くらいで断念。今年こそはこのずぼらな性格を直したい!という一心で、noteに綴っていくことにした。
4日。実家から帰ってくる途中、お昼を食べ損ねたので中本へ。新宿タンメンでラーメン始め。元々辛いものは好きだけど、あたしは中本のまっすぐでつるっとした麺を超カタで食べるのが好きだ。コツコツ貯めたポイントは150Pからスタート。今年はどこまで伸ばせるか。
5日。アキカウリスマキ監督の「枯れ葉」で映画始め。その前に「草枕」でカレー始め。W始めだ。でもなんかこのルート覚えがあるな…と思って、写真のライブラリ見返してたら、2023年1月4日に全く同じ行動(ケイコ目を澄ませて→草枕)を取っていた。なんなら5日に中本を食べてたこともわかり、あたしってなんて変わり映えがしないんだろう…と呆れる。
「枯れ葉」とても良かった。口数が少なく淡々と流れるストーリーと、淡々が故に際立つ劇中歌、あと可愛い犬(これな)。終わって外に出た時、夕暮れの新宿がやけに色褪せて見える。自分は素晴らしい色彩の中に身を置いていたんだな。帰り道、Spotifyで親切な誰かが纏めてくれた映画のプレイリストを探し、映画の中でもちょっとな異質シーンがあったので、そのことについて調べてたら記事があった。曲名は「悲しみに生まれ、失望を身にまとう」とな。
帰りにNewJeansのMINJIさんが訪れたラーメン屋の前でこっそり記念撮影。きゃー!聖地爆誕!と盛り上がるあたしは至極単純だ。その写真は割愛するけど、見たい人は見たいんじゃい!と直接どうぞ。
6日。向井秀徳アコースティック&エレクトリックでライブ始め。背筋が伸びる思い。2024年最初のThis is 向井秀徳は、Yureru〜Water frontでスタート。ライブに来れなかった人もいただろうか…噛み締めるように聞いた。今年はZAZEN BOYS約12年ぶりのアルバムが出る。もうまもなく出る。きっと2024年を代表する作品になる。そんな予感は、先行配信された「永遠少女」を聞けばビリビリ伝わってくる。
生々しい表現。敢えてだろう。戦争という二文字から逃げ切れない日常。惨さ、それを露わにすることで向井秀徳は我々に問う。繰り返される諸行無常の中で、繰り返してはいけないことがあると。そして真っ暗闇の中だろうが、絶望の淵に立たされようが、探せ!探せ!探せ!と叫ぶ。発表されてから間もない曲だが、この日も重要な1曲として鳴り響いていた。
アンコール。黄色のパーカーを着て、顔を隠しながら「Vaundyです」と言って出てきて、会場の笑いを掻っさらう向井秀徳。七尾旅人の「サーカスナイト」、北海道の先輩・松山千春の「恋」のカバーを披露した後、珍しくお客さんリクエストを募り「Kimochi」「IGGY POP FUN CLUB」で締め括った。「彼(Vaundy)ともいつかセッションをやれたらいい」みたいなこと言ってたけど、ひさ子ちゃん繋がりで接点とかあるのかな?…と妄想は広がるばかりだ。
こんなの続くのかな…笑。