かつて受け持った女の子から「2021年2月22日💍入籍しました💑」と知ってびっくり。。。おめでとう!20210222日記
まずは、改めて、心から祝福したいので、この場で、
「おめでとうございます」
にゃんたろうが結婚した年、4月から、3年生で受け持った女の子。
目を見ながら話をしっかりと受け止めて聞いている姿を今でも思い出す。
何か波長があったのか、ずっと年賀状のやりとりが途絶えなかった。
そのこともあって、数年前から顔本のお友達でもある。
この日記も読んでくれるかもしれない。
わたくしが理想だけを持って教育に燃えていたころ、教育の成果はすぐにわかるものでないとよく言われたが、それを検証する手立てはなかった。
しかし、20数年の年月を経て、改めて、この女の子(いや立派に成人した女性)の振る舞い、思想・信条について、さすがわたくしの教え子であるな!という確認の日々を送れてきたのだった。いや、別の人の影響の方が多大なのに、よくもまあそんなことが言えるなあ!という思いもあるけれど。。。
何度、彼女の顔本での文章に勇気づけられてきたかしれない。
まさに担任冥利につきると感動ものの女性になっていたのである。
あくまでも自分にとってではあるが・・・
では当時、いったい、わたくしが何をしたか?
一言で表すと、「指導性を発揮しすぎないようにした。」
とても拙い担任であった。
仲間とともに学び合うことを推奨した。
ありのままの姿で、課題を見つけどうすればよいのかを話し合い、解決できるように支援した。
その話し合いで大切にしたこと。
何を伝えたかを羅列。
一度に言ったわけではない・・・
自分の考えや思いを素直にはっきりと発言しましょう。
目を見てしっかりと受け止めて聞きましょう。
そして復唱できるくらい覚えましょう。
聞きながら、自分の考えと比べましょう。
同じところ、似ているところ、少し違うところ、違うところ、わからないところ。意識して聞きましょう。
相手の話につなげて発言しましょう。
つなげられる人がいる間は、待って聞きましょう。
わからないところは質問しましょう。
できれば予想しながら聞きましょう。
しかし、決して形だけを教えたのではない。ここ重要。試験に出るよ。
声を出すことがやっとで、できそうでできない難題が降りかかったかのように受け止めた子もいたはずだが、その子たちが支援されうる環境を作ることに気づかせたかったわけだ。そこには多大なる縁の下の力もち的存在がないことには成立しない。
それでも、やりきったと思い込んだ子たちがいた。思わせたことには一応成功だったが、、、
任せすぎて、自分たちはすごいのだ、という勘違いを誘い、一部の子たちをモンスター化させてしまった部分もあり、大きな反省と教訓を得た。
その意味で、以後の自身の教育観いや学習観に多大なる影響を受けた子どもたちであったのだ。
そんな中で、ずっと年賀状を交換できていた女性。初めから何か感じるところがあって、わかっていてくれたということを、顔本での生き様から確認し続けてきた日々だった。
これまでありがとうございます。
改めて、「おめでとうございます」「お二人で明るい未来をつくっていってくださいね」「お幸せに」
これからもよろしくお願いいたします。
なんか個人的なお手紙になってしまった感。失礼いたしました。