ひろみのチャットルーム~他責思考で嫌われて辛い~
私は今の会社で人事労務をしているわけではなく、
多数のお取引先様の管理部門を担当しています。
そのため今所属している会社の人事部門ではないのですが、社内の方からもご相談いただくよというのが前提のお話しです。
今回ご相談があったのは、同じ社内の他チームメンバーからの相談。
相談内容:タヤマさん(28歳女性)「他責思考で辛くて会社を辞めたいです」
「私は仕事でミスをしたとき、相手をすぐに責めてしまいます。
あなた、こんなミスをしているよと上司や同僚、取引先から言われると
『はぁ!?そんな小さなミスをねちねちとうざい!』
『それ私のせい?!あなたがこれこれこうしたから!』
と思ってしまい、時々声にも出してしまうし態度にも出ます。
自分でもこれじゃあ成長しないな、みなから面倒くさい奴だなって思われてるってわかってます。
前職はそれでいづらくなって辞めました。この会社では変わりたいって思って入ったのに、全然うまくいきません。」
私はこのように答えました:
話してくれてありがとうございます。タヤマさんが他責思考で苦しんでたこと知らなかったです、すぐに助けてあげられなくてごめんね。
私はタヤマさんの考え方が嫌いじゃないな、悪いことも思いません。
どんなことでも、自分を最優先に守るべきだと考えているからです。
まず自分を守り、自分が安心安全だと思えて、少し余裕ができた時に他人に手を差し伸べる。これが大事だと思っています。
この法則から言うと、他責思考は自然なことです。
ミスをするとショックを受けますし、さらに人から指摘されるともっと怖くなります。
そんな時、タヤマさんはそのショックから自分の身や心を守るために、人に責任を訴えることで自分を守っているのです。
ちゃんと自分を守れているということですから、他責思考自体は悪いことではないと思います。
もし可能なら、他責して少し落ち着いた後に自省してみてください。
「ちょっと言い過ぎたな、自分にもこういうところがあったな」
と思えたら、その責めた相手に素直に言葉に出したり謝ってもいいと思います。
他人にショックを受けてもらったおかげで、自分の心に少し余裕ができると思うので、その余裕から自分をケアして。自分をケアできたら、お礼を言う気持ちで自省して、相手に声をかけてあげてください。きっと責められた相手の方もほっとするはずです。
今日はタヤマさんの「他責思考で辛い」というご相談についてお話ししました。タヤマさんと同じく他責して辛いかたの心が少しでも軽くなることを願っています。それでは、また次回お会いしましょう。
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