未履修の世界史
今日は役所に行ってスーパーに行って
また違う役所に行ってまた違うスーパーに行って…と
同じことを繰り返すという手間と時間の浪費をした鈴木です。
なんで役所ってあんなに面倒な書類を何枚も書かせるんでしょう?
オンライン化とか脱ハンコ化とか無縁なんでしょうか。
と、元役所の職員がグチってしまうくらい面倒ですよね。
実は職員側も面倒なんです。嫌な顔をされて書いてもらった書類が
字が達筆すぎて読めなかったり、記入漏れが合ったりすると
その都度確認しないといけない。イラつかせることが分かっていても。
特にハンコなんて無いほうがいいに決まってるんです。
でもお偉いさん方は印影収集家のごときハンコ至上主義なので
なかなか進んでいないのが現状だったりします。
マイナンバーカードで一本化する?ははっ、またまた冗談をw
と、チラシの裏にでも書いていればいいグチを
言いすぎてしまい申し訳ありません。
タイトルと全く関係ないことを書いてしまいましたが
「#私の学び直し」はまさに「世界史」です。
学生時代は文系だったのですが、日本史と政治経済、
そしてちょっとだけ倫理を履修してしまったため
世界史はほとんどやったことがありませんでした。
あれから15年近く経ち、何気なくSpotifyのPodcastをザッピングしていた
ところ、【コテンラジオ】という番組と出会いました。
概要欄には
と書いてありました。
もともと歴史は好きでしたので聞いてみたところ、これが面白い。
歴史上の人物や出来事を嚙み砕き、現代との比較をしながらユーモアを交え
解説していくのですが、取り上げる題材の登場人物がまた癖が強いこと。
特にルターの宗教改革やオスマン帝国の回などは
とても興味深く「世界史って横文字ばかりでつまらなそう…」
と食わず嫌いしていた私の概念をぶっ壊してくれました。
その番組に感化され、34歳にして
教科書(世界史研究)、ワークノート、問題集2冊、図録2冊
という受験生みたいなセットを買って勉強し始めました。
無職の特権「好きに使えるたくさんの時間」を十分に利用し
現在も断続的にですが勉強を続けています。
歴史は過去のものであると同時に現在、そして未来につながります。
どうしても昔の出来事というざっくりとしたイメージがありますが
今この瞬間も歴史の一部なのです。
コロナウィルスにウクライナ侵攻、環境問題に経済格差。
未来からしたら教科書に載るような事象が今まさに起きているのです。
今この世界をどう生き、どう未来へつなげていくか。
歴史を学ぶことはこのことを俯瞰的に捉え、行動するための
一つの大きな材料となってくれるのではないでしょうか。
まだ教科書の半分ちょっとしか進んでいませんし
とても偉そうなことは言える状態でないのですが、
世界史を勉強し始めてから少しだけ社会の見方が変わった気がします。
自分という存在がどのようにこれから生きていくべきか、
どのようなスタンスで社会にコミットしていくべきか。
そのヒントとなってくれるのが、私にとっては世界史なのかもしれません。