六二貢:日本真相第一章・マスコミ百のタブーp59『ファスティング・断食』
既存と物質文明の真実
近現代史を読み解くまでもなく、世界は一八〇〇年代後期、産業の工業化が進んで一気に加速した
それ以前昔の人は、田植えを手でやっていたが
いまそれを見かけることはない、地上波は皇居で田植えをする陛下の姿を報道するが
コメの専業農家では今、それは絶対にできない
第一に人手不足過ぎるからだ
ひと昔なら、そこを人情でカバーできる強みがあった
然しそれも今はなくなり、余興で手伝ってくれる人など皆無だからだ。
つまりは、工業化とは=で、物質文明が誕生したことを指す
いまの農家は農協奴隷状態、もっとヒドく言えば、搾取ポイ捨て状態で
農業をやるにはまず農機具
次に農薬、除草剤・堆肥と
農薬を撒かない農作物を正規ルートで出荷させてもらえない
否応なくカネがうんとかかるシステムになっている
平成の始め頃までは、なんとか景気が良かったため
それでなんとかやっていけたものの、それ以降の扱いは想像もつかないくらい悪化した
たとえば、バブル全盛期にホウレンソウ一束が百五十円で売れたとして
現在の売値は大体、三分の一
でも、農家が農機具を購入する費用などは國から補助金が下りていない
かつて西阿弗利加でカダフィが統治していたリビアでは、自国民が農業を始める際、【準備金と、土地の無償貸与と、肥料も無償、農機具も無償】で与えたという
断っておくが、↑上記の無償とは、始めた年だけでなく【永年無償】である
そう、リビアで農業を始めたら一生完全安泰
こんな信じられない政策あるかと、思うだろうか
ただしこれは特段、珍しいことではない
本来これくらいあってもいいくらいなのだ。
ここで、搾取ポイ捨て状態ってなんだという部分の説明をしないといけないが
これは日本の畜産業界を示す
今の日本では牛乳の売値が壊滅的に安く、ほとんど畜産農家のプラスにならない
そのうえ、少子化で児童の給食に出す本数も少ない
そこで、國から出た政策がなんと、牛を一頭平均十五萬で買うというのだ
これは明確な売国で、要するにやめてしまえ!といっているに等しいわけだ
この國からは、補助金なんてものは一円たりと期待できない
まぁこれではたしかに、リビアが夢の政策といわざるをえない
而も実際、これと同じ政策をとっている國は皆無であった
御存知と思うがカダフィは拘束されたのちにすぐ死亡、風光明媚と謳われたリビアは今や見る影もなく多国籍軍介入により半壊、この犯人はいうまでもないが、彼らであった。
又、ちょっと話が逸れるが
政治とは、経済とは、を議論するとき
そこには必ず、GDPが加味されるが
GDPなんて本来無意味であり
これは産業競争を激化させるために生み出された概念であると自分は解釈している
即ち、GDPが低下してきたからなんとかせねばならない
という論調に強制的に必ずもっていかれるが
そんなことはどうでもいい話であり
GDPを向上させるために所得倍増を!であるとか
それができたら今度は増税を!であるなど
今年はハエが何匹産まれたかよりどうでもいい
然しその実、議論は空洞で、実際の狙いは御存知のように国民の給与は少しも上がらず、訳の分からない税制が増えているだけであった、議論はダミーで、本当の狙いは自分達の私腹を肥やすだけだった。
要するに、新たな新税が増えれば増えていくほど
役人・官僚・政治家の給料が上がるだけ
斯様に、物質文明とは人間社会に於いて様々な弊害をもたらすことは充分に理解していただけたと思うが
実はこんなものスクラップさせることも簡単で、年月もさして要さない
それは実際に今起きている現象で
少子高齢化であるが、これは現役世代が退いて且つ、現在の現役世代のπが少ない状態を少子高齢化だというが
正しく機会は今しかないともいえる
物質文明を終焉させるにはとかく、人間の数を減らさなければならない
謂い方を変えると人間の数が邪魔だということであるが
本来、人間社会を繁栄存続させていかなければならない義務や大義名分などどこにもないのだから
私も貴方も積極的にこれに、加担したほうがいいと
それが将来の爲というならば充分に一理ある。
たとえば、これも今まで幾度となく発言してきたが、
既得権益とは、他でもない国民が支えている
蟻や蜂が何億匹いても頭数になりませんよね
これは飽く迄、GDPを作り出す現役世代の総数と比例しているので
だから必然的に少子化となれば、或いは現役世代が何かの影響で劇的に減少した場合、既得権益はそれに比例して減少する
結果、物質文明に亀裂を入れることができる
勿論、既得権益がなくなっただけで物質文明が滅ぶことはありませんが
ただどの道、いまの世界構想をなくさねばならないことだけは確かでしょう
この【強制労働社会】や【強制納税】
たった二つこれを考えただけでもこの世界に真理や倫理というものはない
はっきりそれがわかるはず
だからこそ、カネの無い未来を想像することはとても大事であるし
労働も納税も教育も自由
戦争がしたければやりたい人だけ行ってやればいいし
死ぬ自由も生きる自由も平等にあることが普通の状態といえると思います
この世界がいかに異様か、異常か
乖離などではなく、それを全人類が認識することが最も理想で重要かと
変えるという以前に、そうならなければならないのだ。
断食は「自然治癒」と並んでタブー中のタブー
なぜならすべての病気が断食で完治するからである
これを知られちゃ医師会や製薬メーカーはお手上げ
廃業まっしぐらなのでまず表に出ることはない
たまに気の利いた番組が何かの拍子で紹介することはあるが
それもほんの一瞬だけ
断食には、免疫力向上という効果があり
以前よりタフになる、以前より精神性が強くなる
又、腸浄化で解毒もバッチリ
では逆にお聞きしたいが、
病院へ行って医者の診察受けた人が
このような完璧状態で戻って来れるだろうか
否、すべての機能がマイナスで
ゲッソリのゲンナリのような状態で
中には寿命を著しく縮めた人もいるだろう
これは当然そうなる。『悪くして儲ける』然り
それでも君は病院へ通うか
嗟、哀れな子羊を救えない力量の無さを恨みたくもなる。