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カズオの運行日報 第26話 「青さんのトラウマ」後編

前回までのあらすじ
カズオの務める小さな運送会社・KNロジに入社したコージ。
コージは植松に仕事をよく教えてもらえず、それ以前からの生活の大変さも重なり、塞ぎ込んで無断欠勤。
どうやらそれは解決に向かいそうだし、植松もコージに謝ってカズオと一緒にコージの家の片付けを手伝っています。
仕事で後輩や新人にきちんと仕事を教えないとどうなるか…青さんは自分の経験を植松に話しました。
若い頃、海上コンテナトレーラーもやっていた青さんですが、なぜ青さんはその会社をバックれたのでしょうか?
今回は全9ページ。




当時はネットがないので、「事故る!」と思った瞬間には、新聞の三面記事に載ってしまうことが頭をよぎる…というのが定番でした(^^;)
実名報道も今ほど報道にモラル(リテラシー?)がなく、簡単に写真付きで新聞に載ってしまった時代でもあります。

今回のお話は、もちろん「海上コンテナトレーラー」輸送の仕事が悪いと言っているのではありません。

実話ベースですが、大型も含む幾つかの会社で焦げ猫が経験したことを織り交ぜています。

ブレーキ調整を素人がやったことで赤信号をオーバーランしたり、無言で部品を外されたりは本当に起きた話です。

海上コンテナ輸送の仕事は、トレーラーという特殊な(?)乗り物を操る楽しみがあり、基本的には荷作業もないので、いい会社に入れればもちろん楽しい仕事です。

それにブレーキ調整を自分でやれなんて会社はもうないです。

ちなみにこれ実際には30年近く前の話で、青さんの年齢設定からいくともうあの型の車は排ガス規制で乗れなくなってた時代かもしれません…。
ヘッドのおでこについている3つ並びの緑色のランプは、速度灯といってその昔大型車には取り付けが義務付けられていたモノです。

25~26話の解説は追ってアップしますね。

この前のお話はこちら↓

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焦げ猫
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