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「Ptolemy(トレミー)」カズオの運行日報+サイクス氏追悼企画

年末年始から体調不調とタブレット故障のダブルパンチに見舞われ、トドメにサイクス氏の訃報。

カズオの運行日報」も番外編として植松の家族のことが後編でもっと描かれる予定だった(プロットはあります)んですが…。
1年以上ほぼ毎日ペンを持ち続けていたのがプッツリ描けなくなってしまい、非常に焦りました。

これはまったくの「リハビリ作品」でして、元ネタを知らない方や普段の拙作「カズオの運行日報」をお読みでない方にはまったくもって「おもんない」カオスで「同人誌」的な内容になってます。
しかもたったの5ページです。

植松家結婚式の続きやトラック業務のお話をお待ちのかた、すみません。




実はiPad Proも未だに安心して使える状態ではないので、ものすごーく処理スピードが遅くてまた飛ばないかヒヤヒヤしながらiPad Airで連載分の下描きをしつつ、「ユルく描けて個人的におもろい作品」でリハビリしようと思いまして。

家電や機械が謎の故障

修理に出しても「異常なし」でなんの対策もなく返却されて、自分が触ったとたんまた挙動不審…これホラーや都市伝説だと思ってたんですが本当にあるんですねえ。いやー困りました。
じつは…出荷時状態にリセットされて戻ってきたのでFace IDも顔ぐるーっと回して登録しなおしたんですが、使ってないのに「Face IDの誤認識回数がオーバーしました。パスキーを入力してください」というような謎エラーのほか、タップ反応はするのに名前やメルアドの入力フィールドでまったく反応しないとかですね。

わたし自身も病気が気になって、いざペンを持ってもプロットはあるのに絵が思い浮かばないという大スランプでした。

今回の作品は、「カズオの運行日報」で中学生時代にカズオの後輩で現在KNロジ(カズオのいる運送会社)で事務をやっている「のりちゃん」の夢オチ話です。

「夢」っていきなり世界観が変わったり、ワケわからんので「人の夢を聞かされてもおもしろくない」じゃないですか。
そんならカオスなりに描いてしまえ…ということで。

そんなカオスの中に…、

アルバム「Blue Murder」の中の「Valley of the Kings」のPVの世界観、「帰天したサイクス氏はきっとフィル・ライノットとまた仲良くナンパなど楽しんでいる」こと、シン・リジィの名曲「Thunder and Lightning」のフレーズをセリフに…と、てんこ盛り。
サイクス氏にあの「ガッデーム!!」を言わせたかった(笑)。

2人組がナンパしてるところをトンビに油揚げという「ハウルの動く城」のパロディも入れて、植松は「Valley of the Kings」のPVでの奴隷役(爆)なので木材を引っ張っています。

よろしかったらPVを観てみてくれさい↓

Blue Murder / Valley of the Kings

のりちゃんがいきなり古代エジプトに迷い込むくだりは、街角の民族音楽が聞こえ不穏なギターの歯ぎしり(?)で始まる「Ptolemy」のイントロを聴きながらぜひ↓
Blue Murder / Ptolemy

Thin Lizzyの「Thunder and Lightning」はこちら↓

趣味に走った作品、お粗末さまでした(汗)。

フルロード誌の連載が描き上がって少し休んだら、「カズオの運行日報」再開します。
執筆ではなくKindle化の編集作業になるかもしれませんが…いずれにせよ遅くとも続きはまだありますので楽しみにしていただければ幸いです。


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焦げ猫
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