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中村洋太さんのコンサルでの学び
先日、初めて中村洋太さんのライターコンサルを受けました!コンサルを受けて学んだことや、コンサルを受ける前に抱いていた悩みをまとめておきたいと思います。
もし、同じような悩みを抱えているライターさんや、コンサルを受けるか悩んでいる方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです!
久しぶりのインタビュー記事で感じた向上心
フリーライターを始めてから、主にSEO記事の執筆をしていました。キーワードを検索すれば、すぐに適切な答えを出してくれるSEOという仕組みは、今や社会を便利にするために必要不可欠なもの。
でも、かつて報道記者として働いていた私は、「実際に目や耳にしたことを書きたい」と、ずっと思っていました。
そんなとき、念願のインタビュー記事を書くことが決まり、「聞いたことが書ける!」と大きな喜びを感じました。そして実際にインタビューすると、いろいろなお話が伺えた分、インタビューを受けてくださった方への大きな責任を感じたんです。
「その人の生き方や良いところを余すところなく、記事に表現したい!」
インタビュー力や表現力を上げるためには、文章の添削やアドバイスをしてくれる存在が必要です。でも、具体的に誰にお願いして良いのか分かりませんでした。
ライターとしての希望が見いだせた中村さんのnote
もやもやと悩んでいたときに見かけたのが、中村洋太さんの南三陸の語り部のnoteでした。中には、今なおほとんど報道されていない被災地の真実が書かれています。
食い入るように読みこんでいたとき、「自由に書ける個人が、自分の足で動き、そこで見聞きしたものを存分に伝えていくことが大切」という文章が目に入り、「私がやりたいのは、これだったんだ!」と、一気に視界が開けていきました。そして中村さんに、アドバイスをいただきたいと思ったんです。
翌日から、中村さんへのDMを作っては消し・・・を3回くらい繰り返して、ようやく数日後、初回コンサルを受けることが決まりました!
日程を決めるやりとりの中でも、中村さんはすごく丁寧に対応してくださり、コンサル生の方から絶大な信頼を受けていらっしゃることにも(まだお話していないのに)大納得でした。
コンサルでの学び①ライターもブランディングが大切
コンサルでは最初、私の経歴やライターとしての悩みをヒアリングしていただきました。そこで学んだのは、ライターもブランディングが大切だということです。
私は、報道記者を1年で辞めてしまったので、経歴として書くことに後ろめたさを感じていました。でも、中村さんは「1年でも立派な経歴になるし、差別化も図れるからしっかり書いた方が良い」と言ってくださいました。
クライアントが仕事を頼むときは、相手の信用度を見て本当に頼んでも良いのか判断します。信用度をチェックする要素としては、まず名前(本名かどうか)や経歴です。なので、今後幅広く活躍したいなら、信用度を担保する情報は公開すべきだとのことでした。
また、「ライターとしてのブランディングを常に考えるべき」というお話も伺いました。
これまで私のポートフォリオのほとんどはSEO記事でしたが、それでは「SEO記事の仕事をください!」と言っているようなものです。名前や経歴、実績といった情報から、やりたい仕事につながる自分の見せ方を、常に考えなければならないことを学びました。
コンサルでの学び②自分の強みは何か
中村さんは、「代替不可能な文章を書こう」とnoteに書かれていますが、「代替不可能=自分ならではの強みがある」ということです。
noteを読んで自分の強みを考えてみましたが、「読者の目線で書ける」とか、ふわっとしたことしか浮かんできませんでした。これではすぐに他の人に取って替わられます。
中村さんのコンサルを受けているなかで、「笠井さんの一次情報への強いこだわりは、差別化のポイントの一つになる」と言っていただきました。記者時代はもちろんですが、どの記事を書くうえでも論文や公共機関のデータ、公式HPは必ずチェックします。
自分では当たり前にしていたことが、案外強みやアピールポイントになることもあるんだと驚きました。自分のことは、自分が一番分かっていないもの。客観的にアドバイスをもらうことで、知らなかった自分が見えるものだと改めて感じました。
コンサルでの学び③文章のクセを知る
コンサル後、実際に書いた文章を添削していただきましたが、「文章が重複しがち」とか「主張が揺れて読みづらい」といったクセも、はっきりと指摘いただけました。
自分で客観的に推敲しているつもりでも、添削していただくと改善点は思った以上に多いものです。
真っ赤になった文章を見るのは記者時代ぶりで、懐かしさとともに「まだまだ伸びしろあるやん!」と嬉しくなりました。これからも添削していただいて、文章力を上げたいなと思っています。
コンサルを受けて、これからのこと
コンサルを受けてからライターとしての進みたい方向性が定まり、今はブランディングを見直しています。やりたいことも、やれることもまだまだたくさん!中村さんには、本当に感謝しています。
フリーランスは、基本的に一人で仕事と向き合うので、悶々と悩みを抱えてしまう人も多いのではないでしょうか?私もそんな一人でしたが、客観的にアドバイスをいただくことで、知らなかった自分の強みや弱点、今すべきことも明確になりました。
コンサルに関わらず、自分を客観視してアドバイスしてくれる存在は、とても大切だなと思います。今回の学びを活かして、昨日よりも一歩前進できるよう、仕事や自分自身と向き合い続けていきたいです。