小津的な

引っ越してきた部屋についてのフレッシュな気づきを残しておきます。

段差がある床

玄関を抜けて廊下からリビングへ入る時、リビングからベランダへ出る時、リビングから和室へ抜ける時、和室から洋室へ抜ける時、洋室から廊下へ出る時、それぞれに段差があります。それらの部屋は通り抜けができてぐるぐると回れたりもするのでエッシャーの絵にあるようなペンローズの階段のように感じます。カヒミ・カリィのまるちゃんのオープニングのようにひとりで追いかけっこをしてみたくもなります。しかしどこかで何回か躓きます。

遠くまで見える場所

過ごしやすい気候なので、アウトドアチェアをベランダに置いてぼーっとしてみました。そこそこ広く、雨が降り込まない場所もありそうなので机も置こうかなと思ったりもします。近くに高い建物がないので、南方遠くに大阪一高い建物も見えます。近くの建物をぼーっと眺め、その後散歩をして場所を確認するのが楽しいです。まるでオープンワールドのゲームをプレイしているみたいで。

ヘソまで見える鏡

洗面所の鏡の位置が低いので、服の確認にちょうど良いです。姿見も買ってあるのですがまだダンボールから出す余裕がなく廊下でちんとしています。倒れたら割れるかもしれないのに、やることが多くて後回しです。話は少し変わりますが、私は朝に寝癖をなおすためにバケットハットをかぶっています。別になんの帽子でもいいのですが、バケットハットはなんか便利です。バケットハットにシャツで洗面所に立つと小津安二郎がそこにいます(みんな「小津安二郎」で検索してみよう!)。最近だとフィンチャーのザ・キラーのファスベンダーっぽくもありますが、どちらでもいいので朝から小津かファスベンダーを感じられていい感じです。

まだあるような気がしますが今日はこのくらいにしておきましょう。

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