世界一緩い猫端会議的オンライン
私「マヤさんの夜更かし」って漫画が好きなんだけど、それにも近いかも。
魔女のマヤさんと漫画家の豆山が、夜な夜なオンラインで会話しつつ、マヤさんはゲーム、豆山は漫画を描く。
昔むかし、いや今でもあるけど、村とか親戚とか近所とこか、男どもが帰ってくるまで、女どもは子供をみんなで面倒見つつ、集まって同じ作業をする、どこかで見たがある風景。
私が最近実体験したのはがま口バッグ、和裁、つまみ細工でお世話になってる教室。ある時はバカ話、ある時はたわいない話、ある時は深刻な悩みをそっと打ち明ける。手元ではそれぞれ作業をしながら。
猫の井戸端もそう。流行り言葉で言うとソーシャルディスタンスを保ちつつ、ただ集まってる猫たち。人には理解できない形で何か情報交換してるっぽいアレ。
犬も分かりにくいけど同じことしてる。大体は飼い主のそばで、伏せて、耳だけ立てて目も伏せるアレ。
ただの日向ぼっことは少し違う何か。
疲れないオンラインというか、最大限オフに近いオンラインというか。その場にいるだけオンライン。
あんなに話したあの人より13時間の時差の向こう、オンラインでしか会えない人、さほど話もしてない人が、何か親しみというか、最初からボーダーが一本抜けてる近寄りやすさ。
彼女からそんな話を聞いて、そんなものがあるのは面白いなと思ったんです。
そのうちそっと始まると思います。始まったらまたお知らせするから、味見しに来て。