なかない
鳴かない
泣かない
手術までの一週間、急に鳴き声が高くなった。
長男猫が亡くなる前はやせ細り、目は落ち窪み、ちょっとボケて、声が高くなった。だから声が高くなったことが、実はものすごく心配だった。
もしや手術しなくてもいいほど寿命の終わりが目の前なんじや…?手術だと分かって不安なのか…?
今はほとんど鳴かない。
泣かずに耐えているようにも思える。
どう考えても痛くないはずはない。起きてる時は無表情だから、やっぱり耐えてるんだろう。
そう思うと、痛くて、疲れて、鳴く元気もないのかもと心配になる。
ただ(三本足だと香箱座りがしにくいのかもしれないけど)猫が痛みに耐えてる形ではなく、リラックスした形で丸まってはいるし、日向でゆったり伸びてる時は、気持ちよさそうな顔で寝てる。飼い主付き添いでのお散歩の時間では、行きたい場所に行って、ついでに水飲んでトイレにも。
ヨタヨタしながら、時々、三本足でしっかり歩いてるのを見ると、心配なんかしてないで彼に合わせた回復サポートを全力で考えなきゃと思い直せる。
まだ抜糸も終わってないのに、飼い主の脆弱性にも更新パッチが欲しい。