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ICUC-139_2022.12.19【M1と大河とW杯とガガガSPとピアノ演奏】ICUC知的好奇心向上委員会

【ICUC知的好奇心向上委員会】の私の知的好奇心の向上&趣味の文字起こし。I see, You see ! Intellectual Curiosity Update Committee !

角田陽一郎139「M1と大河とW杯とガガガSPとピアノ演奏」ICUC知的好奇心向上委員会

鈴木おさむさんの小説「20160118」を読む。きっとこれを書かなければ彼はもう先に進めなかったのだろう。
「あの日に、僕は放送作家として、終わった。」
彼のこの言葉が突き刺さる、テレビという世界の終わりの中で。

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鎌倉殿の13人を観てると、なんならこのままどんどん続いて、主役が北条泰時、時氏、時頼、時宗、、、とそのまま鎌倉幕府最後の執権守時まで続いて、、、なんならその後も建武の新政も室町幕府誕生も南北朝も応仁の乱もってつづけてもらって、ずーっと三谷幸喜ワールドで見続けたい欲望に駆られる。

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角田陽一郎 オフィシャルwebサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

午前3時になったので寝ました

 おはようございまーす。ICUC知的好奇心向上委員会のバラエティプロデューサー角田陽一郎ですが、朝の光が激しいので、ちょっと今シャッ…、ちょっと、カーテンを閉じていました。えー、今日は月曜日。12月19日。うわぁー!もう12月19日になっちゃいましたけど。12月19日月曜日の朝でございますが。普通ね、土日とか週末にお送りしているこのICUC知的好奇心向上委員会ですが。昨日ね、怒涛の色んな…色んな事があった。怒涛の色んな事があったって言うか、僕自身はそんな事があったわけじゃないんだけどね。M1グランプリがあって。で、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が最終回で。で、それ終わってW杯、アルゼンチン×フランスがあったから。結局これをやる時間が(笑)なくなっちゃって。もう究極的にはフランス×アルゼンチンが終わった後にやろうかなーと思ったら…ねぇ?なにせ延長になり。延長になって、メッシが入れたらフランスがPKで入れて。で、結局PK合戦になって…っていう風にやってたら3時ぐらいになっちゃったから。もうね、そんな…え?3時?!から…このICUC撮るのもなんだよなー(笑)なんて思って。結局もう寝ました。
 なので、結局ね。まあ朝起きてやるか、やれたらやろうかなーなんて思ってやってるんですけど。それはそれで──ああ、おはようございます。「朝からピアノの練習の成果をひとつ披露したりは…ありますか?」って。やってみようかなと思ったんですけど。そんな下手くそなピアノを何回も見せてもしょうがないかなと思って。でもね!あれですよ!今の今までピアノやってたんですよ、今。ピアノ。で、ピアノやって。練習して。朝起きて…ぅうーんと、経緯で…経緯で(笑)?経緯話さなくてもいいんだけど(笑) アルゼンチンおめでとうって思った後…アルゼンチンおめでとうって思ったあと寝て。起きて。今ピアノ弾いて。一応弾けたぞって自分に言い聞かせて。もうちょっと出かけるまで時間あるから、だったら、あのー…なに?あの、なんて言うの?このICUCやろうかなみたいな。
 でもあれですね。こうやって朝、眠くてやってると、ここに鞄とか置いてあるのとか超恥ずかしいですね(笑) だからアレですね、全然そういう段取りとかを全く気にしてやらないって言うか。今もね、なんか、適当に喋ってるだけな気がすると言うか。

文藝春秋「20160118」

 本当はね、これ、本当はアレなんですよ。これ読んだんですよね。この文藝春秋。文藝春秋に今アップされてる…アップと言うか載っている鈴木おさむさん。鈴木おさむさんがね、書いた小説「20160118」。その「20160118」を読みましたんで。…読んだわけですよ。「SMAPのいちばん長い日──”公開謝罪番組”担当の放送作家が描く崩壊と再生」っていうのを読んだんで。この事をね僕的に解説しようかなーなんて思ったりしてたんですよ。
 そうするとね、このSMAPの…じゃないや、鈴木おさむさんのSMAPの小説を読んだって単純に、まあ、土曜日に呟いたんですけど。そうしたらTwitterね、久しぶりにバズりましたね。バズるために書いてるわけでもないんだけど。本当に、だからいいねが3,400件ぐらいついて。で、なんか、リツイートも1,200件ぐらい付いてとか。付いたんで。いやぁ、だったらもうこの事を徹底解説するってやれば──。やろうかなーってちょっと思ったんですよ。
 思ったんですけど。思ってるうちに、だからさっきも言いましたけど、夜からはM1グランプリ始まっちゃったから。ちょっとそれどころじゃないな、気持ちが…みたいな。

M1、ショートショート

 M1グランプリご覧になりました?ウエストランドさんがね、優勝しましたけど。僕ウエストランドさんとは1回仕事してんですよね。田丸雅智さんっていう、ショートショート小説家がいるんですけど。ショートショートって小説の中で一番短いジャンルっていうのあがあってね。星新一さんとかね。筒井康隆さんとかが書いたりとかしてるけど。星さんが書いてる小説のジャンルで、田丸雅智さんってのは星さんの孫弟子みたいなのに当たるんですよね。
 で、その田丸雅智さんと、TBS辞めてからだから6年、7年前ぐらいにトークライブを一緒にやってたんです。一緒にと言っても僕が出るというよりは、僕がプロデューサーで、田丸さんと──田丸さんのすごいところがショートショートの小説を即興で書けるという。ほんの1時間程度で新作を作るというメソッドがあるんですよ。そのメソッドがなかなかすごいんですけど。そのメソッドを使って小説を書くっていうののトークイベントに、ライブにしてしまえば。例えば芸人さんを毎回ゲストに呼んで。トークイベントをやる、田丸雅智さんと芸人さんでっていったら、面白いなーと思って。何回ぐらいやったかなぁ。この mireva channel にショートショート小説ショーっていうタイトルで置いてあるので見ていただければと思うんですけど。それでまあ10回ぐらい…10回やってないかな?毎月やってたんですよ。2ヶ月に1回…?毎月?忘れちゃった!なんか、やってたんですよ。
 で、そこに去年のM1の覇者の錦鯉さんとかも出てらっしゃるし。だから僕、ぶっちゃけ売れる前の錦鯉さんと仕事してんですよね。だし、そうそう、ウエストランドさんも出て頂いて。そう、ぶっちゃけ売れる前のね。

 だから何か…でもそれを途中で止めちゃったんですけどね。その止めた理由とかも色々あるんですけど。まあそんな事はいいんですけど。で、M1を見てて。で、僕ね、M1とかってそんなに好きじゃないんですよね。と言いながら昨日は結構楽しんじゃいましたね。
 ウエストランドのネタを見てたらね、なんて言うんだろう?すごいやっぱり、みなさんも言ってたけど、ビートたけしさん。ツービートのイメージがすごい出てきて、面白かったですね。うん、なんかすごいツービートぽかったなーなんて思いました。うん、なんか。どうだろうなぁ?すごいなぁ。なんか夢を掴む瞬間みたいなものを見てたらね、なんか面白いなーなんて思ったし。
 あとロングコートダディさんもね、僕1回やったこと…1回お仕事一緒にしたことあったな。お笑いの審査員みたいなものをやってた事があるんですよね。だからその時にちょうどロングコートダディさん出てたかな。だから何かそういう方がね、みんな売れていくっていうのはすごいなぁなんて思ったしね。
 あとアレですね。さや香さんってね、ファイナリストの三組の話してますけど。なんか見てたらどっちも、2人ともカッコいいからね。なんかこの2人がスーツ着てツッコミとかをやってる感じってダウンタウンが出てきた感じのね、浜田さんと松本さんみたいな感じに見えたりとか。なんかそういうのがすごく面白く感じましたね。

鎌倉殿の13人

 まあね。そんな風にM1とかを見てしまって。で、M1がちょうど鎌倉殿の13人と裏被りじゃないですか。久しぶりですね、裏被りで両方見たいなって思うとかって。最近なかったんですけど。で、鎌倉殿の13人の方は録画しといて。でもアレじゃないですか。Twitterとか見るとみなさん感想とか書かれちゃうでしょ?そうするとなんかっ──ウェッホン!…ホントなんか喋ると咳出ます、すいません。ごめんなさい。鎌倉殿の13人とかもね、感想を見てから観るよりは、もう何も知らないで観ちゃった方がいいなと思ったから、M1終わった瞬間にね、観始めて。
 うん、三谷幸喜さんのね、芝居…芝居というか演出…じゃない!演出は違いますね、脚本。すごかったですね。やっぱり寝ぼけてますね、うん。でね、それはまたそれこそ2週間前ぐらいに呟いた…呟きうお!すげっ!呟きあるんですけど、それもね、なんかプチバズってて。ええっと…5,000件近くいいねが貰えてるんだな(笑) なんか5,000件近く貰えてるんですけど。

鎌倉殿の13人を観てると、なんならこのままどんどん続いて、主役が北条泰時、時氏、時頼、時宗、、、とそのまま鎌倉幕府最後の執権守時まで続いて、、、なんならその後も建武の新政も室町幕府誕生も南北朝も応仁の乱もってつづけてもらって、ずーっと三谷幸喜ワールドで見続けたい欲望に駆られる。

https://twitter.com/kakuichi41/status/1601238958192885765?s=20

 って書いたんですけど。そしたらコレ今みたら、あ、そうなの?!なんか30件の引用リツイートとか。なんかそんなことになってるんだ。すごいなぁ。──まあ。別に。バズるためにTwitter書いてるわけでもないんですけど。全くバズらないよりバズった方がいいかなーなんて思いつつ。そんなにバズることを考えてるわけでもないということを言いつつ。うん、そんな事を、事実思ったというかね。やっぱ三谷さんだから描ける感じっていうのと、やっぱりちゃんとあの方の振りと落ちみたいなね。

ショウ・マスト・ゴー・オン

 だから…ちょうどこの前。先週、ショウ・マスト・ゴー・オン観てきましたけど。三谷幸喜さん作演のね。あの、ショウ・マスト・ゴー・オンなんてすごい有名な、もう三谷さんの代表作だから何回も演ってんのかなーって思ってたけど、まだ3回しか演ってないんですね。初演の再演と、で、今回と。で、再演なんて95年?6年?ぐらいなんで。本当に僕、94年入社なんで、そんな…そんな前で。ずーっと演ってなかったんですね。で、三谷さんのパンフレットによると、三谷さんもすごい大事な作品だから、あえて、やっぱりそんなに演ってなかったって言ってましたね。そう、書いてますけど。12月9日に観に行って来たんですけど。

三谷幸喜さんの傑作『ショーマストゴーオン』なんとか観られた!どんなことが起こっても幕を開けるカンパニーの皆さんに最大限の敬意を表しつつ最高に笑わせていただいた。前回観たのは94年。

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 あ!94年、自分がTBSに入社した年なんだ!

西村雅彦さん演じら舞台監督が鈴木京香さんに代わり時代の変化も感じる脚本、でも変わらないのが続ける精神

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 って呟かせて頂いたんですけど。そうそう、なんかね、三谷さんの続けなければいけないって感じってのは、今回の鎌倉殿の13人にもやっぱり表れててね。で、最後にやっぱりこうショウ・マスト・ゴー・オンの面白さって降り落ちを全部回収していくって言うか、三谷さん…いや、三谷さん以外の演劇ってのも基本全部そうだとは思うんですけど。そうだとは思うんだけど、伏線をちゃんと張って、ちゃんとそれを回収して行くっていうのをすごい散りばめておいて、それを完璧にやるから、なんか三谷さんの芝居見た時すげぇなぁって。野田秀樹さんの芝居をみてすげぇなと思うのとまたちょっと違う感覚を当時ね、まさに94年とかに…。
 94年って、ショウ・マスト・ゴー・オンって、TBS入社した年ってコレ、新宿のシアタートップスで観たと思うんですけど。って事はたぶん僕まだTBS入ってないんじゃないかな。最後の学生の時じゃないかな。3月とかだったような気がするなー。気がするだけで3月か2月か分からないんだけど。うん、TBSに入ってない…入ってADやってたら観に行けてないと思うんですよね。

三谷幸喜さん

 で、今回も鎌倉殿の13人も。三谷さんの大河ドラマで今までで一番好きだったのて、三谷幸喜さん作の真田丸だったんですよね。で、その真田丸の話は前もしたかも知れないけど、歴史が自分をどう見るか?ご覧いただこうっていう様な事をね、テーマにして。なんかたった1度の人生なので、結局その人生をどうエンジョイするか?っていう事が1つ人生のポイントだったりするんですけど。
 もう1個って、自分を後世にどう残せるか?っていう事ってのは、特にやっぱり昔の人っていうか、そういう戦国武将とか、もしかしたら鎌倉時代の人とかって、今の…なんて言うんだろう?人間よりもより強かったのかも知れないですよね。だから家を残そうとかね、自分の子孫をどうのこすか?ばっかりを考えていたのって、よりDNAに…自分のDNAというのをどう維持していくか?っていう事にすごい繋がってるというか。そういうところを何か感じると言うか。
 で、三谷さんって…たぶんなんだけど。三谷幸喜さん自体も自分という人間、あるいは自分の作った作品ってのをどう後世に残すか?ってことを結構念頭に入れて書かれてるんじゃないかなと思うから。そういうメタ視点みたいなものがどんどん、どんどん、積み重なって行く。だから鎌倉殿の13人って、ああ、そういう意味で13人だっただね、とか。義時が頼朝以降、殺した敵たち、ライバルたちが13人だったんだねみたいな感じとか。結局義時はどうやって死ぬのかみたいな感じって、全部史実に則りながら、史実では描かれてない時を描きながら。で、色んなドラスティックな解釈って出来たと思うんですけど、そんなドラスティックな解釈をせず、展開自体は極めて自然な風にしておきながら、その中でドラマを紡いでいくって、やっぱりすごいですね~。
 だから三谷さんの世界観でそのまま鎌倉時代、室町時代、戦国時代って、なんなら観ていきたいなって。でも日本の歴史っていうのをね、それこそ三谷さん、中井貴一さんとか、香取慎吾さんとかで舞台にしてますけど。彼らの中での見え方ってあるんだろうなーなんて思ったりすると、翻ってね、自分の歴史の本、書かなきゃと思いながら。昨日もね、書こう、書こうと思いながら、昼間はずっと執筆活動してたんですけど。なかなか筆が進まずね。もう夜はちょっとイベント盛りだくさんだから、いいやと思いながらね。やってたりして。で、結局なかなか進まなかったんだけども。うん…むしろM1グランプリといい、鎌倉殿の13人といい、それを観るという事が一番の僕の創作活動のインスピレーションになったかなーって、思ったりもしてね。

水木一郎さん

 ああ、そうそう。で、それで、えーっと、じゃあ鎌倉殿の13人観て。そしたらちょうど裏であれやってたんですよね。サンデー…何でしたっけ?ミヤネさんの、サンデー…タイトル分かんないや。そんなに見た事ないんだけど。(スマホ検索中)ミ・ヤ・ネ・サ・ン・デー…何でしたっけ?──ミスターサンデーか。ミスターサンデーちょうどやってたら、お亡くなりになった水木一郎さんの特集を結構丁寧にやられてて。それも見ちゃったんだよな。
 先週ね、お亡くなりになって。水木一郎さんって僕なんかが全然語るほど全然知ってないんですけど。2、3回ライブ観に行った事あるんですよね、アニソンのね。で、その特集… 土曜日にやってた特集、安住アナの番組でも言ってました…特集やってましたけど。世界ですごい兄貴が亡くなった事を悼んでいるっていう事をね、やってましたけど。
 なんかアニソンって僕全然むしろ本当に知らなかったと言うか。知らなかったんですけど。まず歌はめちゃくちゃ上手いじゃないですか。あとあの歌い方って感情をすっごい歌に乗っける歌い方って、日本で言うと演歌もそうだと思うんですけど、すごい通ずるものがあって。それってそれこそ兄貴の人気はフランスですごいとか、コスタリカですごいとか、映像で出てましたけど。そっか、なんかラテンの、ラテンミュージックというか、ラテンの人たちを親和性が高いんだろうなーっていうか。なんかもうちょっと日本人って恥ずかしがりながら滔々と歌うというか、なんかその感じだとは思うんですけど。なんかそれがすごい伝わりやすいというか。だから、もしかしたら世界的に人気なんじゃないかなーなんて思ったりしてね。またそんな事で想いがぐにゅぐにゅしてしまって。
 で、そうしたらそんなことやってたら、いつの間にか12時からまさにラテンのね、アルゼンチン vs フランスが始まってしまって。で、僕はもうはっきりアルゼンチンを応援してたんですけど。W杯もね、ちょうど1ヶ月ぐらいやってて。でね、終始アルゼンチンが押してるのが…あんなにすごい最強なフランスと思ってたんですけど、アルゼンチンがずーっと勝ってて。そうしたらね、やっぱりフランス、エムバペがね、追いつきますね。すごいなーと思いました。あの追いつく感じね。だって2-0まで行ったのに、後半2-2になりみたいな。で、延長になり、メッシが入れて3-2になり。もうさすがにと思ったらPKで3-3。ああー、なんか色んな人生の、なんて言うんでしょうね、本当に、酸いも甘いもみたいなものを教えて貰える日でしたね、昨日はね。

ガガガSP、サンボマスター

 だってその前の、そもそも金曜日もいつもこのICUCって1週間のこと喋ってますけど。金曜日もね、ガガガSPの25周年のライブをね、川崎のクラブチッタに観に行ってきて。本当はその話だってすごいしたいんですけどね。

 ガガガSP25周年のライブファイナルで、ゲストがサンボマスターなんで。サンボマスター観て、ガガガSP観てっていうライブで。で、それ僕、コロナになる前の2019年の8月に神戸でまたサンボとガガガ観てんですよね。

 うん、だからそれ以来で観たから。ガガガを観に行こうを思っていたら対バンがサンボマスターだったっていうのがたまたま2回続いてて。で、楽屋に行ってね。コザック前田さん、山本さん、桑原さん、タージンさんの4人とちょっとだけ話しましたけど。なんかすごい喜んでくれて。僕なんかが観にいくっていうことで喜んでくれてるのが嬉しいんですけどね。

 で、サンボは近藤さんはどっか行っちゃってたけど、山口さんと木内さんとちょっと話して。うーん、なんかすごい、すごいなんか…。
 なんかね、先週も話したけど。先週W杯でね、クリスティアーノ・ロナウドとネイマールの話を書いて。つまり彼らですら嫌な事があると号泣するんだから、僕らが嫌な事があったら号泣するって当たり前じゃないかみたいな事を先週話させて頂いたけど。なんかその時、サンボマスターだろうが、ガガガSPだろうが、ウエストランドだろうが、北条義時だろうが、水木一郎さんのファンだろうが、水木さんだろうが、メッシだろうが、なんかみんなそうなんだなーなんて。なんか、改めて感情ってすごいなって思わせてくれましたね。
 感情ってすごいなーって思ったし、なんかその日々の感情をどう、日々をどう感じて行くか?ってことなんだなーなんて、自分がやれる事をやって…ということだなと思ったし。

活躍したから貰える賞、活躍するきっかけをくれる賞

 一方で、僕M1を観ててなるほどなーと思ったんですけど。当然優勝することをみんな望んでるんだろうなと思ったけど。10組プラス敗者復活で11組やるわけじゃないですか。あの11組の人達は優勝しなくてもやっぱりテレビであれだけ自分たちのネタを見せられるって、いい機会なんですね。だってそれで知ったりするよなーって事と、実際そこに出て優勝しなくてもそこに出る事でやっぱり仕事って格段に増える、つまり場を作ってあげてるって事ですよね。場を作ってるっていうのはすごい、すごい事なんだなーと思いましたね。
 芥川賞とか直木賞もそうだと思うし。まさにM1とかそうだと思うんですけど。あの場を作ってて、あの場で活躍するから彼らはのして行くという事ですよね。まさにW杯だってそうですよね。W杯があるから三笘選手っていうのにすごいフューチャリングされていく…。いや、当然そういう事がなかったとしても元々実力が高くて、そこでJリーブとかクラブリームとかで活躍してって事もあるけど、やっぱり大会で活躍するという事でその人の人生が開けるってことって──、、、
 あれなんですね。映画のアカデミー賞とか、音楽のレコード大賞とか、グラミー賞とは、同じ大賞でも違うんですね。彼らは”活躍したから貰える”わけですよね。うん、活躍したから貰える賞と、活躍するきっかけをくれる賞っていう、2つあるんだなーって事に昨日M1見て思ってて。
 それでそうすると当然勝った方がいいし、勝ちたいだろうなと思ってるけど。そこに負けた方がいいって意味じゃなくて、負けるかも知れないけど、そこに参加して頑張っている姿を見て、その人達の人生って切り拓いて行く…開けるんだなって事になんかね、本当に思って観てましたね。
 いや、当たり前なんですよね。そんな事当たり前なんだけど、いや、僕がなんかそんな風に見てなかったな。たまたまM1と、W杯と、鎌倉殿の13人が重なっちゃったからかも知れないしね。その前にガガガSPのライブを観たとか、水木一郎さんが亡くなったとか、そういう事が自分の中でぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅって入ったからかも知れないし。
 それで…忘れてた。手元に置いてたけど、このね、文藝春秋の鈴木おさむさんのSMAP解散…解散?の、謝罪の…、”公開謝罪番組”か。公開謝罪番組のね、この小説もちょうど金曜日に読んだからかも知れないんだけど。
 うん…あれなんでしょうね。この話はね、本当にちょっとまた、もし機会があったら、機会があったら話そうかなとは思ってるんですけど。でも、機会があったら話すって言ってるけど、来週ってもうクリスマスイブぐらいの話になちゃうでしょう?で、来週のクリスマスイブにはムーンライダーズのライブがあったりしますからね。
 で、その次の週ってもう今年の総決算みたくなっちゃうから。結局、20160118についてちゃんと話すみたいな回は無くなるんだな、無いんだなーなんて思ったりするのもまたちょっと面白いなーなんて思ったりしますね。

戦場のメリークリスマス

 はい。そんな感じですけど。で、今日。19日は月曜日なので。月曜日は14時からJFN系列で全国で放送されているラジオ番組seasoning、MC市川美絵さんのseasoningの、わたくし、月曜日のパーソナリティ…で、ございますが。…パーソナリティじゃなかったんだっけ?正式名。まあ、何でもいいや。…フレン、フレンド…ぅん?(笑) レギュラーなんだっけ?まあいいや。…パートナー?まあいいや。なんですけど。
 あの、去年もね、ラストクリスマスという曲をピアノで演奏して。ピアノ…もうね、結構やってるのに何にも練習してないから全然下手くそなんですけど。去年はラストクリスマス、ワムの。ラストクリスマスにはラストクリスマスを…あの、ね、あの…弾いたわけですけども。今年は戦場のメリークリスマスにしまして。
 戦場のメリークリスマスと言えばね、それこそ先週…先々週?坂本龍一さんのね、ご病気が苦しそうですけども。もう最後の力を振り絞ってね、ライブ配信。ライブといってもね、NHKのスタジオで事前に何回かに分けて収録されたっていうライブを観させて頂いてね。今YouTubeにはまさに戦場のメリークリスマスだけ上がってると思うんですけど。あのライブを観てもね、うん~素晴らしかったですね。人生というのをかけて弾いているっていうのがすごい分かって。
 うん…ね?あの、今年の感じって戦場の「戦」戦うって字になってるのは、ウクライナの事があったりとか、W杯があったりとか言ってますけど、「戦」ってなってて。その戦場のメリークリスマスをたまたまね、去年選んだ時にはまだそんな深い意味はなかったのに。そこから一年かけてね、ピアノの鈴木先生と一緒に練習してたんですけど。練習してるんだけど。ウクライナで戦争が始まってねとか、そんな事があって。坂本龍一さんもそういう状態だって事を知り。
 なんかね、今年、戦メリを選んでるって事にまた意味を感じてしまうよなーと思うと、なんかすごい、すごい、年末に差し迫ってまして、わたくし…弾けんのかな?(笑) なんかすっごい緊張…あの、本っ当にあれですね。演奏みたいなものって自分には向いてないんだなって事がすごい、すっごい分かるんですけどね。うん──、はぁぁぁ、なんかね。まあ、朝方にこういう風にICUC、久しぶりに喋ってみましたけども。ちょっとこれから用意して。──東京に向かって。──ピアノ、弾いて参りますので。──もし宜しければお聞き下さい(笑)
 はい。そんな感じで今日のICUC、本当はもう喋るの、心の余裕ないから喋るのやめようかなーなんて思いましたけど。まあ、喋ってみました。はい。どうなることやらでございますが。ハァ~、また来週、よろしくお願いいたします。ICUC知的好奇心向上委員会でございました。

文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしましたが、今回は本当に好き勝手なので読まずにそっと閉じると吉。)

  M1も、ドラマも、サッカーも、今年もやっぱり何も見なかった。SNSでニュース記事を拾おうとしてないといっても、それでもM1の情報も、サッカーの情報も入ってこなかった。唯一、鎌倉殿の13人だけは少し入ったものの、私の頭から地理・歴史が抜けきって久しく、時代背景なんかが分からず、興味を持てる状態にならない。やっぱり教養がないということは、楽しめる範囲は格段に狭くなるんだなと、興味が持てない自分を少し恥ずかしく思う。

 野球もサッカーもほぼ見た事がない。西武球場に歩いて行ける距離に暮らしていたので、子供の頃に父と野球を見に行った覚えがある。小学校1年くらいだったろうから、弟も妹も来てない。何か応援してあげたら?みたいな事を言われ、見よう見まねで「かっとばせーっ!」と声を出してみたものの、前の席のおじさんに褒められ、死ぬほど恥ずかしくて。あれが私の人生におけるスポーツ観戦終了のトドメの一発だった(いや、元々性に合わないだけ)。

 我が家はテレビドラマも歌謡曲番組も見る人は誰もいなかったので、私も邦ドラ・歌謡曲も聞いたことがない。バラエティ番組はアニメの延長線で見たけど、ドリフは見たけどひょうきん族も欽ちゃんの何かしらも見た事がない。欽ちゃんは江戸っ子の話し方が怖くて怖くて、今でも苦手。
 邦ドラマは水曜どうでしょうで大好きになった大泉さんが出ると聞いたドラマ(美容師役で、妻役が上戸彩さんだった)を1つだけ見たけど、結局、最後は無理やり見終えた。邦画は釣りバカだけは見たな。あとはみんな洋画か海外ドラマで、こちらは大好き。私は非日常感を国で判別して観てるんだろうか?

 私の人生におけるトドメの一発だったと思うもので、今回のお話に近いものにアニメがある。中学で知り合った友人のアニメ好きが高じ、彼女は声優になるといって新宿にあった芸能事務所の学校に入った。たぶん中1の終わり頃。で、私に一緒に行こうと声をかけられ、何を思ったのか私も声優志望でオーディションを受けて入ってしまう。
 先に友人からオーディションでやることは聞いていたけど、隣にいた子がクルクルとマイケル・ジャクソンのように踊っていて、本気で受けなきゃよかったと入る前から一発喰らう。
 このあとまだ二発喰らう。声優志望だとしても基礎としてやることは全員一緒。ダンスもやれば発生練習もする。椅子が一つ置いてあり、そこでセリフを読む。みんな椅子に座って読んでいたけど、仲良くしてくれた里子ちゃんは、椅子の周りを歩いたり、椅子の背に手を付いたり、座ったりして、感情いっぱいにセリフを喋っていて、ああ!この発想はなかった!と思ったのが二発目。
 それから、タレント名鑑を撮るというので外へ連れ出されたことが三発目。なぜ自分も撮られなきゃならないのか?無理やり作った笑顔で顔中痛かったし、もちろん最悪な写真がタレント名鑑なるものに載っていた。三発まで耐えたものの、自分に不向きであることは子供でも十分分かり、1年ほどでやめた。ドラマも演劇も歌も興味がない時点でこの道は不向きじゃないかな?となぜ思えなかったのか。
 この一件はアニメの他に父とドラマにも関係がある。父は俳優を…志望というほどでもないだろうけど、考えたことがあったらしい。たぶん顔が少々整っていたからってことと、身長も182cmと高く、英語が話せたところを見るに、俳優といっても海外の俳優に憧れがあったんだろうと思う。
 好きな事が向いていることとは限らないし、向いている事が好きとも限らないけど、運良くか?運悪くか?時どき憧れはそれらを飛び越えてしまうことがある。飛び越えてしまってから、好きなのか嫌いなのか?向いているのか向いていないのか?を考えることがある。大人になって、夢があると思っていたらただの憧れで、それ以外何も分かってなかったものもたくさんある。夢か憧れか分からないうちに夢があると人に話してしまって、恥かいたなって思うこともよくある。

 そういえば、確かKUKOさんという影山ヒロノブさんと同じ事務所の歌手に、ファンレターというか、どうしたら声優?アニメ歌手だったかな?になれますか?みたいな手紙を送ったことがある。KUKOさんからは直筆のお返事を頂き、そこに描いてあった直筆の月の絵をよく真似して描いた。「ちょっと遠いだろうけど、○月○日に本牧でライブがあります。」と書いてあったけど、やっぱり「どこだか分かんないけど本牧ってところに行きたい!ライブを観たい!」とは思えなかった。歌とかそういうもので目立ったらカッコいいなみたいな、全然違うただの欲を都合よく夢だと思いこみ、そこへ行けそうな都合のいい道を知りたかっただけなんだなと痛感した。
 それから事務所の方からもお返事を頂いた。「今はまだ分からないと思うけど『運を使ってください』」と書いてあった。確か「影山は運を使うのが上手いんです」とも書いてあった。
 お返事を下さった方より、今の私の方がずっと年上のはずだけど、自分はとにかく運がいいとは思うけど、使おうと思って運を使ったという感覚はない。間違いなく私の夢だと言えるものに向かって、見せる場に立ちまくり、場を作り、切って切って拓いて進んでいる人は、運の使い方を知ってるんだろう。
「運の技術」P.122『合理的な判断だけで「好き」がないから続かない』
 運で思い出して、パッと手に取った時に指が開けていたページがココだった。もう1回読んだら、運の使い方が分かるだろうか?

 何年か前に見たM1。今でも時々思い出すのは、スリムクラブがコントの中で30秒ほど見つめあうだけの場面。確か関根勤さんだったと思うけど、芸人たちは4分の持ち時間いっぱいに言葉を詰めていくなか、この長~い間…。すごい勇気あることするなと思ってハラハラしたと仰っていた。勝負の仕方、切り拓き方のセンスなのかな。
 角田さんが「テレビで4分もの間、自分たちだけが映ってネタを見せられる機会はそうそうない」と言ってたけど、出場者はこの4分のために何千時間の経験と練習を積んでくるんだろう?

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