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年末年始におすすめのBLまんが10選

こんにちは。にゃべです。
もうすぐお正月休みですね!
人によっては、今回のお正月休みは最大で9連休もあるとか。
う、うらやまし~~!!!!!!

ということで(どういうこと?)お正月休みのお供に!おすすめのBLまんがを10コ選びました!
どれもマジでおすすめです!!
あらすじも載せてますので、1つでも気になるものがあれば、ぜひ読んでみて下さい。




カラオケ行こ!(和山やま)

歌がうまなるコツ教えてくれへん?
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?

映画化したので知っている方が多いと思いますが、念のため!まだ知らない方のために!念のため、お出ししておきます。
『ヤクザに可愛がられる中学生の図 is 美味しい』がふんだんに詰まっています。もう美味しすぎる。中学生の聡美もヤクザである狂児を警戒しているんですけど、なんか微妙に図々しいところもあります。見てて可愛いです。
和山先生の絵柄が独特で面白く、話もテンポよくサクッと読めます。気に入った方には続編の『ファミレス行こ。』もおすすめです。


CALL(朝田ねむい)

バイトが長続きしないハルヒコは金欠状態。
高給への興味本位で見ていたウリ専の店の前で偶然出会ったアキヤマに、なりゆきでウリ専デートサービスの従業員だと偽ってしまう。
金を巻き上げるためにエッチもせず、上手くアキヤマを騙し始めたハルヒコだが、アキヤマのあまりに純粋な対応に気持ちが変化していくが……!?

金が欲しいヒモ(年下)×冴えないリーマン(年上)。
金づるとしか思ってなかった冴えないリーマン(受け)に、いつのまにか振り回されてしまっている攻めに途中でニヤニヤが止まらなくなります。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ラストの読後感が半端なくすごい作品です。他作品も含め、朝田先生は社会のとらえ方が秀逸なんですが、それがうまく今作に落としこまれています。
ラストのハルヒコのセリフが…良い…!!!(ネタバレになるから何も言えない…!)


マイリトルインフェルノ(朝田ねむい)

天才ハッカー×孤独な大学生―最悪な出会いから、スパダリ攻めになるまで!
「まーくん」が何者かは知らない。デカくて超怖いし、匿えとかいって居座られるし、112万盗られるし(300万になって返ってきたけど)、初めて会った日は…襲われて、泣かされて、殺されるかと思ったし、死にたい気分だった。でもまーくんは、朝メシに鮭を焼いてくれて、俺の話も聞いてくれるし、嫌いな奴らも追い払ってくれた…。そんな得体の知れない男「まーくん」は、ハッカー時代の相棒(で元カレ)のナカモトに、何故か執拗に追われる身で―――?

天才ハッカー(高身長)×孤独な大学生。
攻めがやや暴力的で受けが泣き虫。癖に刺さる人にはものすごく刺さる作品。私も変な扉が開きそうになりました。
上下巻で、読み応えもあります。CALLとマイリトルインフェルノがハマった方はぜひ朝田先生の他の作品も読んでみて下さい。
注意事項として、あらすじに『スパダリ攻め』と書かれていますが、スパダリ攻めではない…です。作者もあとがきで「描いているうちにスパダリ感が無くなった」と書いており、スパダリ目当てで読むと「ちょっと違ったかも」となりますのでご注意を。


ススム×ミノル(もちの米)

売れない漫画家のススムは憧れの少年誌での「戦力外通告」を受け、BL漫画を描くことに。
ススムに思いを寄せるバイト先の後輩・ミノルは「漫画のお仕事をもらえてすごい」と称賛するがススム自身、BLというジャンルについて全くの無知なためしっくりこず、筆を折り実家に帰ることも考え始めてしまう。
手料理を振る舞い、時折励ましながら甲斐甲斐しくススムを支えるミノルだが、一緒にいられなくなる危機を感じ、自分たちなら体当たり取材ができる、と交際を申し込む。ただの取材で付き合うことになったと思いきや、ミノルの健気な態度に徐々に愛しさを覚えていきーー?

売れない漫画家×バイトの後輩(大学生)
「付き合ってみる?」から始まる王道ラブコメです。受けが攻めのために、ごはんやお菓子を作ってて健気で可愛い!!!
また、攻めが少年誌からBL漫画家に転身するお話でもあるため、腐女子あるあるがたくさんあって面白いです。
攻めと受け、2人の関係がひたすらに可愛いです。全2巻ですが、いつか続きが出てくれないかなぁ、と期待している作品です。
ちなみに、話の導入で出てくる担当編集がバクマンの服部さんに似てると思ったのは私だけじゃないはず…!


今日、俺んち寄ってく?(みーち)

「女より男にしゃぶられたほうが、断然気持ちいいんだぞ?」
「ほんとだろうな…?」
能天気で鈍感だがお人好しな菊池は、親友の瀬戸と放課後にどちらかの家でダラダラ過ごすのが日課の男子高校生。
ある日、AV鑑賞で菊池が興奮したのをきっかけに、瀬戸が「抜いてやろうか?」と提案してくる。
ゲイでそういうことにも慣れているらしい瀬戸のテクにハマってしまった菊池は、お礼に(?)抜きつ抜かれつする仲に。
そんな折、瀬戸がクラスメイトの女子といい感じだと思った菊池は、なぜか胸が苦しくなるようになって…!?

空気読みすぎゲイ×鈍感童貞ノンケ。
「抜いてやろうか?」から始まる王道高校ラブコメです。BLは付き合うまでが一番面白いを体現してます。受けの菊池がチョロいです。受けはチョロければ、チョロいほど良いっておばあちゃんも言ってました。
作者の作風なんだと思いますが、暗くならず、明るい気持ちで楽しめる作品です。


ポルノグラファー(丸木戸マキ)

現実は妄想よりスゴイ。ポルノ作家と俺の“代筆”のお仕事。  大学生の久住(くずみ)は、ポルノ作家・木島(きじま)の腕を骨折させてしまい、口述筆記で代筆することに。仕事をはじめて数日。淫らな文章を読み上げる木島の声は久住の耳を責めたて、疼いた下半身は完勃ち状態に…。「抜いてあげようか? 口でしてあげる」からかわれた久住は、その日から木島で“エロい妄想”をするようになってしまい――? 

純情大学生×思わせぶり官能小説家。
続編の『プレイバック』、前日談の『インディゴの気分』合わせて、全3巻です。
今回紹介するまんが10選の中で一番エロスです!耽美なおじさん受けが好きな方はぜひ!!少し誘い受け・襲い受けっぽい感じがあります。年上受けが主導権を握り、純情大学生がどぎまぎする様が面白いです。
とても引き込まれるストーリーで、この作品が丸木戸先生の初単行本だとは、本当に信じられない程のクオリティです。


僕らのミクロな終末(丸木戸マキ)

「世界が終わるまで、あと10日ーー。」
あと10日で、巨大隕石が地球に落下する。
限界人生を送る社畜サラリーマンの真澄は、せめて残された時間を穏やかに過ごしたいと母校の大学図書館を訪れる。
そこで10年ぶりに偶然再会した男・律は、かつて真澄を裏切り傷つけ、いまの底辺生活の元凶となった
「この世で一番会いたくない昔の男」だった…。
律はそんな真澄に、楽に死ねる薬を渡す代わりに死体処理を手伝ってほしいと、とんでもない話を持ちかけてくるがーー?

勝ち組クズ男バイ×負け組陰キャゲイ。
世界が終わるまでの10日間をどう過ごすのか?という先の見えないストーリーが面白く、サバイバルものとしても楽しめる作品です。最後は意外なところからの伏線回収があり、良い映画を1本鑑賞したような読後感になれます。
主人公は陰キャですが、主人公を取り囲む登場人物が性格の良い友人や明るいキャラが多いため、暗くなり過ぎずに最後まで読めました。


オメガ・メガエラ(丸木戸マキ)

優れた性とされるα(アルファ)が支配する世界。αを産む宿命を背負うΩ(オメガ)の人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた――。財閥一家である婚家・英(はなぶさ)家で子を生せず疎まれていたΩ・犀門(さいもん)は、一人のΩの少年をαと偽り、英家当主の座を狙わせるのだが…!? 性別による身分社会で最下層の、Ωたちの闘いが始まる…!

いわゆるオメガバースもの。
財閥一家で起きる昼ドラのようなドロドロしたお話です。
全10巻+特別編で完結。長時間、腰を据えてどっぷり浸ることが出来るため、お正月休みにぴったりです。
ストーリーがしっかりしており、オメガバースについても物語の中で説明されるため、オメガバースの事前知識がない方でも問題なく読めるようになっています。私もこの作品が初めてのオメガバース漫画でしたが、途中でつまづくことなく、最後まで楽しむことができました。


愛しの国玉(アッチあい)

“かわいくて切なくて幸せ”猫と新婚ラブラブ生活!
「ずっとずっと会いたかったです!」
そう言って大学生・真の胸に飛び込んできた猫(?)の国玉。
しかし、国玉が探していた“運命の相手”は真の兄で、しかも既婚者だと判明。
悲しみで涙いっぱいの国玉に、真は思わず「オレじゃダメ?」と求婚してしまった――!?
「真実の愛で、ボクを本当の人間にしてください」

神様にお願いして人間にしてもらった猫が大学生・真のもとに現れる、現代版:鶴の恩返しや人魚姫のような少し不思議なほんわかストーリー。現時点で7巻まで出ています。
猫(?)の国玉がひたすらに可愛らしく、ほのぼのした話が多いので、疲れた心を癒すのにぴったりな作品です。
猫好きの方必見!!!


さんかく窓の外側は夜(ヤマシタトモコ)

書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決☆ 凸凹コンビの霊感エンタメ!

BLというよりも、除霊師と助手コンビのブロマンスに近い作品です。BBC版ドラマ『シャーロック』が好きな方はハマると思います。
グロさ・気味悪さが感じられて、しっかりホラー漫画として読むことが出来ます。(逆に、物語のラストまで微グロ・ホラーが続くので、苦手な方はもしかすると読むのが難しいかも。)
ストーリーが進むにつれて、主人公の三角や冷川に隠されていた謎が少しずつ明らかになっていき、何度でも読み返したくなる作品です。
物語の終盤で少しだけ家族観についても語られており、ヤマシタ先生の『違国日記』の対比とも感じられるようなシーンがあります。ヤマシタ先生ファンとしても楽しめる作品です。



見返してみるとメディア化した有名どころの作品ばかりになってしまいましたが(笑)、いかがでしたでしょうか?

2025年1月16日まで「Kindle本(電子書籍)冬のまとめ買いキャンペーン」が行われているようですので、気になった作品があればぜひこの機会に読んでみて下さい。

また、皆さんのおすすめBLまんががあれば、ぜひ教えてください~!!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!!


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