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わたしの、居心地さがし。ドラマ『スーツケース・ジャーニー』
わたしの心のお守りのような、大切な思い出のような、そんなドラマを紹介します。
2021年のクリスマスに公開された「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルドラマ『スーツケース・ジャーニー』。
ずっと憧れだった場所「山の上ホテル」に、小説「西の魔女が死んだ」と、お気に入りのものたちをスーツケースに詰め込んで、ひとり旅に出る女性の物語。
前後編の2部作で、YouTubeで観ることができます。
一度のひとり旅で
なにかががらりと変わることはないけれど
確かに、そして静かに
旅をする人の心は動く。
…
小説の一節に背中を押されたり
励まされたりしながら
自分にとっての居心地を探す
ひとりの女性の物語。
各所に小説「西の魔女が死んだ」の印象的なフレーズがたくさん使われていています。
小説自体は、小学生の時に一度読んだきりで、おおまかなストーリーを覚えているくらいだったけれど、
今回ドラマで出会いなおすことができて、本当に良かったと思っています。
下記のフレーズに、生きる上での大切なことを教えてもらい、
今も、このフレーズに救われ、支えられています。
その時々で決めたらどうですか。
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、
後ろめたく感じる必要はありません。
サボテンは水の中に生える必要はないし、
蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか。
そして何といっても素晴らしいのが、ドラマの舞台となる『山の上ホテル』。
出版社の多い神田・神保町に近いことから数多くの文豪に愛された、アール・デコ様式のホテルで、多くの方が一度は泊まりたいと憧れるホテルです。
恥ずかしながら、私はこのドラマで初めて山の上ホテルを知りました。
それまで所謂クラシックホテルに興味すらなかったのに、ストーリーの素晴らしさも相まって、私もこのホテルに泊まりたい!と心はずませ、
旦那の後押しもあり翌年の秋に旅に出ることに決めたのでした。
2022年秋、小説とお気に入りを詰め込んだスーツケースとともに『山の上ホテル』に旅に出た時のことは、また近いうちに。
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どこにいても、誰といても、自分にとっての居心地を探していける、
わたしでいられることを願って。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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