”「いつか」は今から”

最近、テレビを見る機会がかなり減った。

基本的にながら作業したいタイプなので、

ラジオや音楽を聞いている時間の方が心地がいいからだと思う。

それとテレビは情報量が多くて、飽きてしまう傾向にある。

ただそんな私でも今、時間前から待機してみているドラマが１つだけある。

TBSの火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」だ。

見ようと思ったきっかけは、たまたま流れてきた星野源さんの新曲が

自分の好みドンピシャだったから。

主題歌きっかけで、ドラマを見始めたことは今までなかったけど

音楽が毎日に欠かせない自分にとっては、らしいきっかけかなと思ってる。

正直この時間枠のドラマには苦手意識があった。

無理矢理〇〇キュンって作って、

わざと狙いにいっている感じが好きになれなかった。

そういう需要があるのはわかる。

（余談だが

現にわたしも「オー！マイ・ボス！恋は別冊で」は推しが出ているから

ストーリーはそんなに好きでなくても見ていたし。

あと、玉森さんは闇のある役の方が味が出る気がします笑）

なぜあまり好まないかというと、多分

ストーリーありきのキュンではなくて、

キュンありきのストーリになっていて、それが好きではないからだと思う。

ただ今回の「着飾る〜」は、無理していない展開が好きなんだと思う。

ストーリーがすっと入ってきて、その延長線上にやりすぎないキュンがある

これが好きなんだと思う。

２話の冷蔵庫前でのキスシーンは最近見た恋愛ものの中でも抜群に素敵だった。

「お互いの好きかもしれない」を予感させる衝動的なキス、美しかった。

ただ正直、5話の駿が真柴に車からキスするのは、

ちょっと無理矢理感があって残念だった。

直前、真柴がすごくいいセリフ言っているのに、

キュンの見どころ作らなきゃと、キスの描写を入れた感じがして。

２人のセリフだけで十分だったと思うんだけどな。

そんな残念さも抱えつつ、前回の６話ドキドキしながら見たけど

いつも通り無理ない感じに戻っていて、なんかほっと安心した。笑

あとセリフの言い回しの柔らかい感じも好きだ。

３話の「最近よく真柴の夢を見る」という一言から「好き」を予感させ、

「多分、好きだね」でその流れをきちんと落とすところがたまらなく好きだった。

それと、見るきっかけになった源さんの「不思議」がかかるタイミングが

素晴らしすぎる。

この曲がかかれば、

キスしてもハグしても何なら泣いてもいいような気にさせられる。

なんて思っていたら源さんはこの曲を

「キスにも涙にも似合う曲」として作ったとどこかで耳にした。

いや、本当にその通りなのよ。

そういう曲を作って、受け手にそう感じさせられてるって

すごいよなあと。

しかもなんかガッキーとのことを考えると

そういう最中でこの曲を作ったというところにも勝手にエモさ感じてしまう笑

おそらくあと３話。

社長がこのあとどのように作用してくるのかとても気になる。

残りもちゃんと、時間前にテレビの前に待機して

ワクワクしながら見守って行きたい。