11月16日 午前8時50分 家を飛び出た。 久しぶりに疲れもしんどさも 何もわかっていないくらい全力で駆けた。 1秒でも早く、止まるな、進め。生きろ。 国道沿いにあったペットショップ。 親と一緒に観に行くのが好きで、よく行ってた。 14年前のあの日も同じだった。 違ったのは、ちょっと大きめのキミを 抱っこさせてもらって、妙にしっくり来て、 気づいたら5日後には家族になってたこと。 懐かれてたのかと聞かれれば たぶん と言わざるを得ないくらいに ツンデ
夏から秋に変わる瞬間の季節が好きだ。 茹だるような暑さから逃れることができることに嬉しさを覚えながら なぜだか夏が終わる切なさみたいなものに寂しさを感じるという ごちゃついた想いを同居させて。 秋風っぽさを感じながら、いつだってわくわくしてる。 今年も例年通り、大好きな金木犀が、ほのかに香り始めた。 ああ、大好きな季節たちをまた連れてきてくれるんだね。 訳もわからずセンチメンタルになって いろんなことに想いを馳せてしまうことを この季節は許してくれる。そんな
写真は、眠っていた記憶を呼び起こしてくれる素敵なツールだと思う。 見返せば、いろんな気持ちにさせてくれるし、旧友と会った時の話のネタにだってなる。 写真付きケータイが普及した時代を生きてきた私は 何気ないことも、楽しいことも、写真に収め、常に持ち歩いていた。 今思えば、これだけの時間をその時々の大切な人たちと ちゃんと生きてきた、楽しんできたという証明するお守り代わりとして 大事にしていたのかもしれない。 こんなことを痛烈に感じたので、その出来事を長々と綴りたいと思う
最近、テレビを見る機会がかなり減った。 基本的にながら作業したいタイプなので、 ラジオや音楽を聞いている時間の方が心地がいいからだと思う。 それとテレビは情報量が多くて、飽きてしまう傾向にある。 ただそんな私でも今、時間前から待機してみているドラマが1つだけある。 TBSの火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」だ。 見ようと思ったきっかけは、たまたま流れてきた星野源さんの新曲が 自分の好みドンピシャだったから。 主題歌きっかけで、ドラマを見始めたことは今までな
こうして自分の考えや想いを言葉として残すのは、いつぶりだろう。 ただ30歳を目前にして、 自分の考えを言葉にしてこなかったことの代償に気づいたのだ。 いつも周りから嫌われないように、と生きてきた。 誰からも好かれるのが無理なのは分かっている。 だが、それでも他人にとって自分がマイナスな存在にならないように。 物心ついた頃からそうやって生きてきた気がする。 他人に自分のことを知られるのが怖かった。 何が好きで、何が嫌い、どんなことを考え、思っているのか 知られ