詩作07 『曇天の誓い』
昂ぶる気持ちとは裏腹に
コンクリートのような雲がひろがる
予報も予想も暗いものばかり
誰もが終わりだと決めてかかってる
目を閉じて 肌を効かせろ
ことばも数字も置き去りにして
雲のはるか向こうへダイブする
待ち構えていたような青空と太陽
雲海は励ますように波立っている
導く小さな一等星は
君だけにしか見えないだろう
ライバルなんてどこにもいない
宿敵は己の影 それも受け入れる
信じて飛び続けていれば
あの星と一体になれる
目を開けろ ヒーローは現れた 今そこに
お前は負けない 必ず勝つ 絶対に
追記
曇りの日は何かと気分が塞ぎがちになっちゃいます。ふつうの日でもそうなのに、何かの試験やスポーツの試合などの当日だとテンションが上がらないのは困ってしまう。
それでもメンタルを高揚させることばってないもんかなーと思い、つくりました。
生きていくなかで、分岐点とか、踏ん張りどころというのはあるものです。そんなときに活用してもらえたら幸甚です。
ピンチはチャンス!グッドラック!