身内ノリ

身内ノリのキツさは誰もが知るところです。

いや、身内ノリ自体はそんなにキツく無いんですが、身内ノリをそれが通じないであろうところで発揮するが諸悪の根源とされています。

また、身内ノリ用に作られたノリと偶発的に生まれた身内ノリが存在すると思いますが、後者の身内ノリは使う人間によってはめちゃくちゃキツくなるので取扱注意です。

例えば私はVtuber大好きなんですが、同じくVtuberが好きな友人等と話すときにVtuberの口癖や語録を会話に盛り込むのは軽犯罪だとされています。その言葉はキャラ立ちしてるVtuberだから許されるモノであって、一般市民のお前が使うとただただ痛いだけだよと涙が出てきます。罰金です。
まぁ、その場にいるのが元ネタを知っている人間だけなら内々でことを済ませれるのですが、TPOをわかってない人間はどこでもその身内ノリを出しちゃうので禁固刑に処して下さい。

逆に身内ノリ用に作られたノリは“身内ノリが痛いこと”を分かっている前提なので痛みが半減されます。オーロラベールです。
ちょっと前にTwitterでバズったスカイピースの
美味しい〜ヤミ〜感謝感謝‼️またいっぱい食べたいなデリシャ❗️シャ❗️シャ❗️シャ❗️ハッピースマイル🥰
をご存知だろうか?初めて見た時は本当に鳥肌がたったくらいのキツさがありましたが、Twitterでバズった結果、何万人もの間でこれが痛いことであると言う共通認識が生まれたのです。

身内ノリとはつまり小規模なコミュニティの中での流行なので、それが大規模になればなるほど流行と言っても過言では無いのでは無いでしょうか!
このバズりは“身内ノリ”が“流行”に進化した記念すべき瞬間とも言えるだろう🎉🎉🎉

私は斜に構えた人間なので、TikTokで流行っている耳に残る謎音源を冷めた目で聴いてるのですが、これは身内ノリをバカにしてるつもりだったのがいつの間にか、流行りに乗り遅れた人間になっていたりもします。今じゃ売れるにはTikTokで流行るのが一番わかりやすいやり方な気もしますしね。

結局のところ身内ノリと流行には明確な線引きなんてなくって、身内ノリと取るか流行と取るかはあまりにも主観的なので一概に痛い痛い言うのは違うのかなと思います。し、身内ノリも永遠と続けてれば浸透or麻痺して痛みがなくなるんじゃ無いかなとも思います。

ついでに私は共感性羞恥という言葉の使い方がわからなくなっちゃったことを明記しておこうと思います。

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