口下手で雑談が苦手でも人に好かれる習慣とは?【2】
おはようございます。
中野祐治です。
前回の続きです♪
聞くチカラ
マツダ ミヒロ 著
●多くを語ろうとしなくていい
経営者やリーダーという立場の方から相談を受けるのは、
「どうしたら優秀なリーダーになれますか」
「優秀な部下を育てるにはどうしたらいいですか」
というもの。
著者は、経営スキルや指導力、トーク力など何でもできるリーダーの部下は意外と育たないのではないか、と思っています。
これからの時代の理想的なリーダーとは、多くを語らず、間違えた方向に進みそうになったり悩んだりしたときだけ、目指すべき方向へ導いてあげられる人です。
●相手の言葉の中の「熱量が高いポイント」を探す
会話においてありがちな失敗は、会話を盛り上げようとして気持ちがあせり、一方的に質問を投げかけることです。
誰からも愛される利き手になるためには、自分から次々に質問するのではなく、相手の言葉からキーワードを探し、それに対して質問をすること。
そのために、相手の話に静かにうなずきながら、相手の熱量が高いキーワードを探りましょう。
●「言葉の奥」を聞く
「話がうまい人=コミュニケーションがうまい人」ではない。
人が本当に求めているものは、話したあとの安心感や満足感、充足感です。
そこに多くの言葉は必要ありません。
なかにはダラダラと話をする人や、結局何を言いたいかわからないという人もいるかもしれません。
そんなときでも
「この人は、なぜこの話をするのだろう?」
「この言葉には、どんな意識が隠れているのだろう?」
と、相手の言葉の奥にある想いに意識を向けてみましょう。
●迷ったときは、「最近どんな活動をされていますか?」
あらかじめ会うことが決まっている人なら、その人のSNSなどから趣味や嗜好を知って準備できるかもしれません。
もし事前に質問を用意していなかったときはどうすればいいでしょう。
誰にでも使えるオールマイティな質問。
「最近、どんな活動をされていますか?」
です。
似た質問で「最近、どう?」というのがありますが、それよりもオープンな回答をしてもらい、継続して話をしてもらいやすい質問です。
●解決しようとしない
悩みを相談されたときに、自分の知識や経験を用い、解決策をアドバイスしてしまう人は多いです。
しかし、悩んでいるすべての人が、解決策を求めているわけではありません。
人は常に何かを悩んでおり、悩むことが好きな人もいます。
そういう人に対しては強引に答えを導くのではなく、「聞いてくれた」という安心感と充足感を持ってもらうことが大事です。
「解決しない」という意識を忘れず、まずは相手の話を最後まで聞いてあげましょう。
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続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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