本紹介「普通に見えるあの人がなぜすごい成果をあげるのか」
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
『普通』に見えるあの人がなぜすごい成果をあげるのか
越川慎司 著
●はじめに
「日々、仕事に励んでいても成果が思うようにあがらない」という声が増えてきました。
短い労働時間でも成果を上げている社員と、長い労働時間を費やしても成果をあげられない社員の違いは何かを考えるようになりました。
その違いはどこにあるのか?
本書ではAIを駆使し、専門家がデータを分析し、「仕事ができる活躍社員の成功モデル」を構築しました。
それを展開しながら、違いを紐解いていきます。
●ゲームのルールが変わった
著者が社会人になった1990年代後半は、バブル崩壊で経済は縮小したものの、まだ日本企業が輝いていた時代。
当時は「モノ消費」の時代。役員会議室で特定の人が売り方を決め、トップダウンで展開し、上司から「言われたことだけをやれ!」と檄を飛ばされ、恐々と作業をこなしていた。
それでも労働時間は短く、言われたことをやるだけで良かった。
しかし状況は変わりました。
市場と顧客のニーズは複雑化し、ニーズが見えなくなったため、種まきが必要な状態になりました。
一つの解決策で多くの課題を解決することはできなくなってきたのです。
●活躍社員のルール
各社の活躍社員にヒアリングすると、彼らが目指しているのは目先の報酬ではなく、未来に向けた「自己選択権の拡大」であることがわかります。
「will」=自分がやりたいことと、
「can」=自分が能力的にできることを広げていけば、
「must」=会社が求めることにも応えやすくなります。
それによって自己選択権を得ようと考えているのです。
「can」を増やすためには、手当たり次第に資格を取るよりも、「will」を明確にしたうえで地道に仕事のスキルを磨いていくべきです。
●行動を起こしてから修正
2,300回を超える行動実験を通じて明確になったのは、「常に成功することを目指して実験を行うと、うまくいかない」という事実です。
最初から成功を目指すのではなく、実験することを目的として、チェックポイントを設けて修正点を見つけるようにしていけば、次の行動実験で成功に近づくことができます。
行動を変えているうちに意識も変わっていたというのを目指すのが、働き方改革の王道です。
…続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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