本紹介「給料の上げ方」
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
給料の上げ方
デービッド・アトキンソン 著
●はじめに
日本人の給料はここ30年間ほぼ横ばい。一方、税金や社会保障の負担が増えたため、手取り収入は大きく下がりました。
一方、他の先進国では給料がコンスタントに上がり続けています。
先進国では7割以上の労働者が、自分の給料を上げてもらうよう、毎年経営者と交渉しています。
一方、日本人労働者を対象にしたある調査では、7割以上が「賃上げを求めたことはない」と回答しています。
日本人はお金にあまりガツガツしないととらえる風潮があります。
しかし、給料交渉することは、どの国の先進国でもごく普通に行われている行為です。
給料交渉を進める理由があります。2060年まで高齢者がほとんど減らない一方で、税金を納める働き手が大きく減ってしまうからです。
あなたの給料がこれまでのように横ばいだと、税金が増え、手取りが減り、確実に貧しくなってしまうのです。
●心に残った言葉
・給与水準に関してとくに衝撃だったのは、「韓国に抜かれてしまった」こと。
日本の平均賃金は1990年代からほとんど上がっていません。
・付加価値を向上させ、労働生産性を上げるにはイノベーションが不可欠です。言葉を変えると、あなたの給料を上げるには、基本的に毎年少しずつイノベーションを起こすしか方法はないのです。
・いまの状態が続くと、今後は仮に給料が下がらなくても、みなさんの手取り収入は加速度的に減っていきます。
なぜならば、いずれ消費税が増税されるうえに、社会保障費も高くなるからです。
・日本では1990年から2021年の間で、高齢者が2000万人以上増えた。一方で、15〜64歳の生産年齢人口は同じ期間で1299万人も減っている。
・収入を上げるためには何をするべきか。選択肢は4つ。
①海外移住
②給料交渉
③転職
④起業
…詳しくは、本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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