多くの「気づかい」の本には書かれていない気遣いのポイントとは?【2】
こんにちは。
中野祐治です。
前回の続きです♪
気づかいの壁
川原礼子 著
●「相手に気をつかわせる」のは最大の失敗
あなたが相手を迎える立場なら、「汗だくで到着した人」と、「身だしなみが整って落ち着いた人」とでは、どちらに安心して仕事を任せられるでしょうか。
明らかに後者ですよね。
だったら、訪問する際は、目的地に「15分前」に到着するようにしましょう。
近くのコンビニなどの化粧室で、自分の姿を一度確認できるくらいの時間を作るのです。
できる営業の人ほど、必ず整った身だしなみで現れるものです。
●雑談と指示は異なるもの
「曖昧にすることが気づかいだ」と誤解している人が多くいます。
たしかに、日常生活や雑談などでははっきりいうと嫌われる傾向がありますが、ビジネスの場では伝えたいことを曖昧にしてしまうことでトラブルになるケースがあります。
自分では指示を与えているつもりなのに、相手に「やらなくてもいいこと」のように受け取られてしまうと、仕事は進みません。
そういう場合は「言い切ってあげること」のほうが気づかいになるのです。
とはいえ、内向的な人は言い切ることが苦手かもしれません。
その場合は言い切った後に、
「わからなかったら、いつでも聞いてください」と添えてみましょう。
●「言われて嫌だった言葉」ワースト3
著者は研修の中で「先輩からされて嫌だったこと」を発表してもらいますが、受講生から多かったのは次の3つです。
「なんでこんなことしたの?」
「前にも言ったよね?」
「いつになったらできるようになるの?」
こうした言葉を発する先輩は、ミスやトラブルを解決するゆとりがないのかもしれません。
しかし、責められている側からすれば、「すみません」としか返さず、建設的な解決につながりません。
ミスした後に最初にされたいことは、「事情や言い訳を聞いてくれること」ではないでしょうか。
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続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)