人見知りでもうまく雑談できるようになるには?【1】
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣
松橋 良紀 著
●今の日本は失敗恐怖社会?
日本人はもともと恥の意識が強いと言われています。SNSの進化でそれがさらに加速し、失敗を極端に恐れる社会になりつつあります。
安心できる関係を築くには雑談が不可欠です。
ちょっとした雑談で相手の価値観を知り人柄を知ることで、本音を伝えていい相手かどうかがわかります。
雑談が苦手な人は、
「素の自分をさらけ出すのは恥だ」という思い込みを持つ人が多いです。
この「恥」を乗り越えることが大きなポイントです。
恥に対して挑戦していくことが雑談上手への一歩です。
本書では、仕事での成功はもちろん、パートナーシップの関係構築や、人生をより良く生きていくためのスキルをまとめてあります。
●雑談できる人は質問をする
ある営業マンが提案をするために個人宅へ訪問するシーン。
ピンポーン。
お客様がドアを開け、玄関に入ったら名刺を差し出して自己紹介。
廊下を通って今に案内されるが、その間は無言。
今に通されたらバッグから資料を出し、テーブルに広げる。
「さっそくですが、ご案内させていただきます」と、1時間ほど営業トークを展開。
そしてほとんど契約に至らず…。
著者の営業マン時代の話です。
いっぽう、別の人は自己紹介もそこそこにすぐに雑談に入る。
しかもその雑談は質問形式ばかり。
それで相手からの信頼を勝ち取っていました。
自分のアピールをすることで信頼関係を築くものだと思っていたが、雑談がいかに大事かを知ったそうです。
●雑談できる人は内容がスカスカな話をする
「雑談」を辞書で調べると、「取り止めのない談話」「テーマを定めないで気軽に会話すること」とあります。
内容のない話をすることが雑談です。
雑談では相手を唸らすような内容は必要ありません。スカスカな内容の話でいいのです。
所ジョージがビートたけしやさんまによく言っていたセリフ。
「くっだらねえな」
くだらないという言葉は、お笑い芸人にとっては最高の褒め言葉。
くだらないと言われる人たちが、日本の芸能界を30年以上牽引しています。
あなたも、「くだらない」と、言われることを名誉だと思えるくらいになれば、雑談の達人です。
雑談がうまくなると、交渉を有利にできたり、アイデアが出たり、相手との親密度がアップしたりするでしょう。
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【2】に続きます♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)