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科学的に証明されている、人に優しくしていると人生がうまくいく原理とは?【1】

おはようございます。
中野祐治です。

今回読んだ本の紹介です♪

なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学
和田秀樹 著


●人に優しくすると、毎日の生活に好循環が生まれるわけ

人に優しくできる人は例外なくメンタルが安定しているといいます。

逆に、仕事が忙しすぎたり、深刻な悩みを抱えていたら、周囲に目を向ける余裕がありません。

人に優しくできるということは、心身のコンディションが整っていることを意味しています。

人に優しくすると、自分の気持ちが良くなり、脳内にセロトニンやオキシトシン、ドーパミンが分泌され、心身に良い影響が生まれることが科学的にも明らかになっています。

・一緒にいて居心地いい人が集まってくる
・周囲の人たちから優しく接してもらえる
・周囲の人たちの信頼を得やすくなる
・安定したメンタルで毎日を過ごせる

など、好循環をもたらしてくれます。

物価高、増税、上がらない給料などギスギスした世の中だからこそ「優しさ」の意味や意義を見つめ直す必要があると感じています。



日本人には、相手の「好意」を勝手に期待するところがある

日本人に根付く文化の例で、夏の暑い日に人が訪ねてきたら、「今日は暑いですよね」と言いながら、冷たい飲み物をそっと出す。

そうした習慣が身についているため、日本人には、人に優しくしたら、期待に沿って反応が返ってくるはずと、どこかで勝手に求めてしまうところがあります。

なので相手に悪気がなくても、こちらが期待したような反応を示さないと、裏切られた気分になってしまうのです。

無意識に相手からの「見返り」を求めて、それを得られないと勝手に傷つき、相手を悪く思ってしまう…。

これを繰り返していくと自己防衛として、できるだけ人と関わらないようになり始めます。



人に優しくすることは、本来気分がいいもの

人に親切にしたのにあまり感謝の気持ちを示されないと、その人に腹を立てることがあります。

自分が勝手に見返りを期待して、勝手に裏切られているだけのことなので、余計なストレスを抱えることになります。

こうした独りよがりを回避するには視点を変えることです。

電車で年配の人に席を譲り、「ありがとう」の言葉がなかったとしても、「いいことをしたな」と、気分の良さを素直に受け止めればいいのです。

大事なポイントは、一人で勝手に自己満足するだけで、すべてを終わらせてしまうことです。

相手からの見返りを期待するから、損した気分になるのです。

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【2】に続きます♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)

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