本紹介「瞬考」
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
瞬考
山川隆義 著
●はじめに
AIが進化するほど、教養の深さが大きく問われる。教養の深さは、瞬考(仮説を一瞬ではじき出すための思考法)においても、AIに指示を出すためにも肝要である。
仮説が湧くのは、教養が深いからであり、そうでなければ仮説は湧かない。
指示が出せるのは仮説が湧くから。仮説がからなければ指示は出せない。
本書では、その仮説構築力をどうすれば身につけることができるのか、をお伝えしていく。
●瞬考を行うには、インプット、インプット、インプット
瞬考の土台となるのが「インプット」だ。
しかし、インプットの作業は地味なものだ。
そのため、ほとんどの人はインプットを怠り、結果を先に求める。
けれども、情報がたいして頭に入っていない中では、仮説は湧いてくるはずがない。
事例を多数インプットし、仮説構築の土台となる「思考の糠床」を作る作業をしていれば、そのうち全体像が見えてくるのだ。
全体像が見えると、メカニズムも見えてくる。
メカニズムが見えない場合は、インプットが足りないことがほとんどだ。
●「一を聞いて十を知る」人は、「一話聞いて十を調べる」人
どんな人間でも初めから博学ではないので、「一を聞いて十を知る」人の正体は、「一を聞いたら、十を調べるクセがついている人」である。
「一を聞いて十を調べる」を繰り返している人と、そうでない人とでは、時間が経てば相当な差がつくのは当然である。
「一を聞いて十を調べる」習慣があれば、毎回調べた際の知識がコツコツと積み重なっていくことになるが、この積み重ねが累積経験として含蓄されていく。
長い時間をかけて積み上がった知識量に、他人は追いつけなくなっているはずだ。
●歴史の横軸
右肩上がりで企業成長していた昭和の時代は、サラリーマン全盛の時代だった。
売り上げが拡大し、社員も増え、部下も増える。全てが成長する時代は、いい大学に入り、いい会社に入ってサラリーマンをまっとうするのが「人生の成功」だったかもしれない。
けれども、平成に入ると、右肩上がりの成長は崩壊し、「企業倒産」「リストラ」と受難の時代がやってくる。
こうした経験をした平成当時の若者は、弁護士やコンサルタントのようなスペシャリスト志向が始まった。
しかし、それらも数が増えてレッドオーシャンになり、徐々にコモディティ化していくはずだ。
これからの時代でビジネスパーソンに求められるスキルは変化していくだろう。
では、どんなスキル、人材が求められるようになるか。
…続きは本書で♪
⭐️感想⭐️
著者の方はボストンコンサルティンググループなどでコンサルタントとして経験を積み、ドリームインキュベーターで社長も務められたバリバリの方ですヽ(・∀・)
僕のメンターも本書のテーマのような瞬考の力がとても高い方ですが、誰よりも勉強されてるので、インプットの大切さを感じさせられました♪
#瞬考
#本要約
#本好き
#読書メモ
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)