読書メモ 「ザ・コーチ」
ここ数か月コーチングに興味があります。Twitterでこばかなさんをフォローした影響です。
こばかなさんの記事:コーチングとは何か図説してみた
https://note.mu/kobaka7/n/n0e2de5bc2b9a
コーチングに興味があると言っても、実は何にもわかっていない状態です。コーチングを受けてみたいのか、誰かにやってみたいのか、そもそもコーチングとは何かもあいまいな状態でした。
いろんな本を見た結果、小説仕立てかつ敷居が低そうな「ザ・コーチ」を読みました。
★概要
主人公の星野(36歳)は住宅メーカー営業部の万年係長。人柄もよくそれなりに人望もあるのだが、肝心の販売成績がなかなかふるわない。ある日、期待を寄せていたお客に逃げられた星野は、むしゃくしゃした気持ちを静めるために、いつもの公園に出かけた。そこに偶然現れたのは、どこか見覚えのある一人の老紳士だった……。(Amazonから拝借)
ここで出会う老紳士から目標の立て方をならい、星野さんが目標の達人になっていく話です。
★書いてあったこと
・目標の定義、目的、Goal、目標、行動計画の関係性
- 目的は理想の状態。どうなりたいか。
- Goalは目的を具現化したもの。期日を付けたり。
- 目標はGoalまでの途中途中の目指す状態。どう目指すか。
- 行動計画は目標を達成するためにやること。
一つの目的の下に複数のGoalがありえて、一つのGoalの下に複数の目標がありえる。
・目標を立てることの意味
情報に気が付くようになる、協力者が現れる、達成感がある etc.
・言葉の重要性
人により、価値観が異なるためモチベーションを保つ文言にすることが重要であること。
・目的やGoalを立てたら、Goalを達成するために必要な ①知識、②スキル、③環境を考えること
・夢(やってみたいこと)リスト
目標の達人になるには100個くらい並べておいて、時々見返すとよいというお話し
★雑感
全体わくわくするお話でした。
自分は何がしたくて、それをどう実現していくのかを明確にしていくやり方が書かれた本です。本に書いてあることを実践していくと、自分の人生のオーナーになれるというか、人生の主役になれるというか、とにかくそんな予感がします。大倉さん(本書に出てくる老紳士)も「目標を立てるということは最高の自分になると決めること。そしてそれを手にする権利を行使する行為」と言っています。
言葉の重要性についてもよく話題に上っています。私たちは言葉を介してコミュニケーションを行うため言葉はとても重要です。その割に(特に私は)かなりおざなりに言葉を発しています。自分が喜ぶ言葉を使うことに注意したほうがいいよと大倉さん(本書に出てくる老紳士)は言っていました。
とりあえず、私の今世のうちにやってみたいことのひとつである「普通体系になった自分を見てみたい。そして好きな洋服をきつづけたい」をBreak downして実践してみたいと思います。
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