金鉱石と石英と水晶と瑪瑙!伊豆・菖蒲沢海岸でビーチコーミング!
こんにちは、伊豆にビーチコーミングに行くとかならず菖蒲沢海岸に立ち寄るほうのにょろんです。
「菖蒲沢だけは絶対外せないからな!」と鉱石好きのそのようなアレが強く力説するので。
そうですね、菖蒲沢海岸はメノウと石英の宝庫すぎて、それ以外の石に目を向けるのが難しい!!!ってくらい瑪瑙と石英と水晶がいっぱいですもんね。
そんなにょろんが6月の中旬、所用で伊豆にいったついでに、伊東から東伊豆にかけてビーチコーミングしてきました。行ったのは伊東のオレンジビーチ(汐留の湯前)とそれ以外のオレンジビーチとなぎさ公園、伊豆熱川の熱川海岸と熱川YOU湯ビーチ、それに河津の菖蒲沢の計6カ所。
今回はそんな初夏の東伊豆ビーチコーミングの第6回目、河津の菖蒲沢海岸編です。
何年たっても石のことはさっぱりわからぬ!なままのにょろんでも、鉱石好きの人が菖蒲沢に行きたくなる気持ちはわかる!そんな菖蒲沢の今年の様子はどうだったかというとこれです。
2024年も菖蒲沢は瑪瑙と石英でできた浜でした!
2024年6月15日「菖蒲沢海岸」の干潮時刻
にょろんが菖蒲沢に行ったのは、2024年6月15日。 その日の干潮時刻は朝の6時半と夕方の5時半。 にょろんが浜についたのは、朝の9時半。
このあとそもそも伊豆に来た本題、法事が待っていたので朝イチから菖蒲沢の海岸に降り立つことになったのですが、浜はそれなりに広さがありました。
といいつつ、菖蒲沢海岸は浜辺も狭く、しかも波もかなりあらい浜。 満潮時刻に近い時間だとあんまり浜が存在しないふうに見えるので、可能なら干潮時刻に近い時刻に行くのをおススメします。
というわけで、南伊豆の干潮時刻載せておきます。
河津駅から「菖蒲沢海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
案内はここから河津駅です。
トイレは駅の外にあります。
ロッカーは改札を出てすぐのところ。
かなりの数のロッカーがあります。
コンビニは駅を出て正面にセブンイレブンがあります。
河津駅から菖蒲沢海岸までの道は、徒歩50分と時間はそこそこかかるものの、道は単純…なのですが、今回は体力と時間に余裕がなくタクシーで行ったので、歩いて行くぞ!という方はこちらの記事を参考にしていただけたら。
タクシーで菖蒲沢まではおおよそ10分くらいで料金は1300円くらい。
「菖蒲沢海岸まで」と行ったら、タクシーの運転手さんから「ダイビングですか?それとも石拾いですか?」と聞かれました。
(そんなこと聞かれたの初めて!!!)という内心の驚きを隠し「石拾いの方って多いのですか?」と尋ねたら、「たまにいらっしゃいますよ」との返事が!
(実際菖蒲沢に行ったら、にょろんたちの他に2,3組、ビーチコーミングの人がいたので、河津は今ビーチコーミングが熱いのかもしれません!?)
そんなこんなでつきました!ここが菖蒲沢海岸!
トイレは浜に出るすぐ手前、駐車場の脇にあります。
「菖蒲沢海岸」で拾えたもの
菖蒲沢全景です。
小石浜のはしっこから探索を始めます。
一番最初に拾ったのはシーグラスでした。見渡す限り瑪瑙とか石英とかしかないと、他のものがよく目に入る法則!
晶洞(しょうどう)が気になるこれは…めのう…って呼んで良いのかな?
ここで去年に引き続き再び鉱石好きのそのようなアレから「こういう黒い筋のある石英を探してくれ」とのオーダーが。
去年の話をここに引用しておくと、
伊豆と言えば金山が有名!というわけで、石英の中にこういう黒い筋のある石は金鉱石と呼ばれていて、 この黒い筋の中に金が混じっている可能性があるのだそう。
というわけで、今年もにょろんは本命の紫水晶を探しながら、同時に黒い筋のある石を探すことに。
力強い石英脈が気になる石です。
これは水晶…って言うより、石英のほうが近いかなぁ?
これは黒い筋のある石?それともシマシマだから瑪瑙?あいかわらず石の解像度が低すぎるにょろんです。
これは水晶…と呼んで良いのでは?
浜辺の小石の様子です。
めのう…かなぁ?
これはたぶん、ぎょくすい!
去年来たときにはめちゃくちゃ大きなサザエの貝殻が結構な数落ちていたのですが、今年はあまりなかったような気が
代わりに多かったのが海藻。浜の波打ち際1/3くらいがこういう海藻で覆われていました。
日差しから逃れて木陰へと入ったら、赤い実がいっぱい落ちていました。
ヤマモモ、かな?
気になる白い筋の石です。
「伊豆の赤石もいっこくらい拾っとけ」と言われて渡されたレッドジャスパーです。
波打ち際の石はどれも水に濡れてキラキラしているので持ち上げてもどれも美しく見えてですね
不思議に表面がぼこぼこの石英…いやこれはぎょくすいかなぁ?
きれいな晶洞です。
うつくしいシマシマです。
どうです?この手前の石は黒い筋と呼んで良いような?
誰かの選別後です。
この日は朝から30度の快晴で、旅行疲れもありこの辺で体力が尽きて木陰の住人となり、あとは同行のそのようなアレが拾ってきたものを見せてくれるのを待つ係となりました。
というわけで見せられたとっときコレクションです。
帰り際、波打ち際を通りながらしまが見事な瑪瑙をぱしゃったりしながら
持って帰るのはどれにしよう?と選別タイムに突入しました。
「菖蒲沢海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そんなこんなで、本日ブログに書くに当たり恒例の「菖蒲沢海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。
これです。 (※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特に気になるのはやはりこれ。
同行のそのようなアレに言われてにょろんも集めるのを手伝った金鉱石候補の石たち。
去年の記事から金鉱石のうんちくをここに貼ると、
という説明とともに、今回の金鉱石候補の石はこちらの6つ。
判別はルーペによる目視!
ルーペを使ったところで鉱石ド素人のにょろんに判別などムリオブムリのため、判別は去年に引き続き鉱石好きのそのようなアレにお願いしました。
はたして結果はというと、6個中、1個があたりとのこと。すごいな、そのようなアレ!
ここ、と指さしてくれたのですが、まったくもってわからぬ!!!
ということで、再度、指より細い箸で指し示して貰って、さらに画像ソフトをつかって四角く囲ってみました。
これが、金!!!
言われなきゃわからないというか、言われてもこれが金かどうかなんてシロウトには判断などつかぬ!!!!
古代からのひとの金に対する情熱って本気ですごいな!!
まとめ
ということで、今回は金鉱石と石英と水晶と瑪瑙!伊豆・菖蒲沢海岸でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると今回にょろんが菖蒲沢海岸で拾ったのは
石英
瑪瑙
ぎょくすい
水晶
レッドジャスパー
シーグラス
などなど。
菖蒲沢海岸はメノウと石英の宝庫すぎて、それ以外の石に目を向けるのが難しい!!!ってくらい瑪瑙と石英と水晶がいっぱいなので、鉱石好きの方に菖蒲沢海岸は2024年もオススメです。
近くには日本最大の爬虫類・両生類の動物園iZoo(イズー)もあるので、観光のついでにビーチコーミングがしたい方にもオススメ!iZooのフードコートは館の外にあるので、そちらだけ外からの利用も可能です。にょろんも菖蒲沢海岸に行ったときには、休憩はかならずここ。
今回も河津駅まで50分歩いて帰る体力をソフトクリームで養いました!