貝化石と巻貝の宝庫オブ宝庫!検見川浜でビーチコーミング2023!
こんにちは、検見川浜にビーチコーミングに行くと、毎回、化石を拾ってくる方のにょろんです。
検見川浜といえばヨットハーバー! なので、あんまり貝化石の宝庫というイメージは無いんですが… そして、双子浜こと、川を挟んだ同じ稲毛海浜公園内のいなげ浜では、化石は化石でもこっちはハイガイがほとんどなのですが… にもかかわらず、 検見川浜に行くと、なぜか毎回、貝化石をひとつやふたつのみならず拾ってくる!
何故前振りでそんなことを言いだしてるかというと、今回、いなげ浜のあと検見川浜を覗きに行ってびっくりするくらい貝化石を拾ったので、おもいたって過去の己の検見川浜の記事を見直してみたところ、 過去5回、2018年も、2020年も、2021年も、そして去年2022年もにょろんは検見川浜で貝化石を拾っていた!
そして、そんな貝化石イッパイ検見川浜の記事のタイトルはだいたいいつも「貝化石がいっぱい!」になっていた! とまぁ、そんなことに気づいたというわけなのです。 そうか、検見川浜は過去6年、いついっても貝化石でいっぱいだったんだな…! 突然そんな自覚の出た今回の収集結果がどうだったかというと、これです!
ねっ!貝化石がいっぱい!!
「検見川浜」の干潮時刻
にょろんが行った2023年1月4日の検見川浜の干潮時刻は、朝の9時と夜中の9時半。 そして、にょろんがいなげの浜に着いたのは、お昼の12時半。
じっくりみっちりといなげ浜を楽しんだ後にやってきたので、干潮時刻より満潮時刻(午後2時半)の方がちかい時間になってしまっていますが、浜は十分にひろかったです。 検見川浜はおとなりいなげの浜同様、遠浅の人工浜。 遠浅の穏やかな入り江になっているので、あまり満潮干潮の時刻を気にする必要はないかと思います。
といいつつ、それでもせっかく行くならもちろん、浜辺が最大限広い干潮時刻の方がいろいろ拾えるに決まってる! ということで、検見川浜の干潮時刻のページを貼っておきます。
「いなげの浜」から「検見川浜」への順路
今回にょろんはまずいなげ浜に寄って次に検見浜を目指したので、順路はここから。 「いなげの浜」の端っこです。
この道を歩くたび毎回、このまま海沿いにまっすぐ「検見川の浜」へとたどり着けたらいいのに!と思うのですが、正面は川で阻まれまっすぐ浜にわたることはできません。
写真右手にみえる水門の裏から向こう岸にわたることができます。
水門の裏はこんな感じ。 海側から見ると、 「ザ・水門」って見た目ですが、裏からはなんというか、ふつうの道というか?
ヨットハーバーの敷地を外沿いにぐるっと回って、
着くのはヨットハーバーの管理ビル。
駅行きのバス停はこのビルの前にあります。
管理ビルの中には、自販機とトイレと、レストランがあります。
駐車場を横切って、
フェンスを越えると
着きました。検見川浜です。
「検見川浜」で拾えたもの
正面の浜です。 1月4日と正月明けすぎる日程のおかげか、いつもよりヨットが少ない!
とりあえず浜の左側から攻めることにしました。
以前来た時にはこの辺一帯、たしか、なにかの鳥の産卵地として覆われていたようなうろ覚えの記憶…?と思って調べてみたら、 検見川浜は、国際希少野生動植物種に指定されている希少な渡り鳥「コアジサシ」の産卵地ということで、コアジサシは千葉市の鳥にも認定されている鳥でした。
へーへーへー! コアジサシが繁殖のため検見川浜に飛来するのは4~9月にかけて! ということで、それで1月の今は季節外ということで解放されている感じでしょうか。
浜の端の突堤が見えてきました。 今日は川べり側からビーチコ―ミングをスタートです。
突堤際の砂はこんなかんじ。 ちっちゃな貝殻がびっしりです!
アップにするとこんなかんじ。 検見川浜はちっちゃい巻き貝がいっぱいという印象です。
うーん、たぶん…ヒメトクサ?それとも、コゲチャタケ? 図鑑を見ても断定できない方のにょろんです。
シーグラスにイタヤガイ、それに…ナガニシ…かな?
小指サイズのツメタガイです。
あっ、貝化石。 これを貝化石と言っていいのか自信がなかったのですが、以前、学芸員さんに見せたら化石だと言ってもらえたので、たぶん、化石と呼んで良いのではないかと…かと!
波打ち際です。
貝殻がびっしり。 川を挟んでいるだけなのに、おとなり稲毛浜と落ちているものが全然違います。
こ、これは…! みごとな集合貝化石です。
かわいい! コロモガイかと思ったけど、アカニシかも?(低すぎる巻貝解像度)
スパーン!と中身がくっきりなヘビガイです。
シーグラスです。
めちゃくちゃ彫りの深い巻き貝です。 気になる!
サルボウガイです。
あっ!検見川浜といえばコレ!な牛乳瓶の蓋みたいなウニ化石!
陶片とナミマガシワと貝化石です。
最近はこういうのにも惹かれています。 ボロボロうつくしい…!
波打ち際を歩きながら浜の中央あたりまでやってきました。
この木片が趣深い。 同行のそのようなアレが庭に置きたいくらい好きと大絶賛したので、プレゼントに持って帰りたかった… などと嘯きつつ、写真ではスケール感わかりませんが私のつま先から胸の高さくらいまでの長さがある巨大な木片だったため、もちあがりませんでした。 無茶しやがって!(してない)
めずらしい!ハイガイの先にとんがり帽子みたいに石がくっついた化石です。
石英と二枚貝がくっついた化石です。
ほかのと一緒に持ったら割れてしまいそうな繊細なツノガイはタッパにinしました。
カラフルなシーグラスwith貝片です。
特にヘビガイに思うところはないと言いつつ、くっきり見事なヘビガイはつい拾ってしまう方のにょろんです。
そのようなアレが拾ってきたとっときコレクションです。
セイタカハイガイみたいにサルボウガイにもセイタカってあるんです? (気になってインターネットで調べてみたけど、なにも引っ掛かりませんでした)
これも貝化石。
これも貝化石。 検見川浜は今日も貝化石の宝庫やで!!! な結果となりました。
「検見川浜」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り
そして今日、恒例の「私が拾った貝図鑑」をつくりました。
これです、一枚目。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
そして二枚目。 特筆すべきは、やはりこの貝化石たち。 この数はすごすぎる。
そして、もうひとつ気になるコレ。 「我が家にある海辺で拾える貝ハンドブック」で似た貝を探すと、「ナガスズカケ」というのがいちばん近い…風に見えるんですが、合ってるかは自信がない感じです。
裏はこんな感じ…巻きの部分は似てるけど、口の部分がぐにゅって上がってる感じが似てない… うううーん、断定するってムズカシイ!
まとめ
というわけで今回は、貝化石の宝庫オブ宝庫!検見川浜でビーチコーミング2022!をお送りしました。 まとめると、今回にょろんが検見川浜で拾ったのは
貝化石(大量)
ウニ片
サルボウガイ
ツノガイ
ナミマガシワ
シーグラス
イタヤガイ
ナガニシをはじめとする巻貝いろいろ
検見川浜といえば、過去も、そして今年も毎回ウニ片とか貝化石とか巻貝とかいろんなものがザクザクで、いつきてもホクホクで帰れる浜! 特にいっぱいなのは?って聞かれたら、答えは貝化石と巻貝! なので、貝化石、あるいは巻貝がお好きな方に、検見川浜は特におススメの浜です。
行っても必ず拾えるとは限らないのがビーチコ―ミングの常! といいつつ、過去6年の経験則から言って、検見川浜で貝化石や巻貝が拾えないことはまず無いかと! などというビッグマウスでしめくくる2023年初ビーチコーミング「1月4日・石の日に、化石を拾いに行こう!」ツアーでした!