これまでに作ったBlenderアドオン集
これまでに作って公開しているBlenderのアドオンが増えてきたので、リストします。今4つ。増えたら更新します。
※GitHub慣れてない方向け情報
tagとかtagsというところを押すとリリース版のバージョンリストが表示されるので、そこからダウンロードできます。
GhostWireWeight
GitHub - Yorklt/GhostWireWeight
ウェイトペイント時に陰面のワイヤーフレームを表示します。Blender 2.8以降、ウェイトペイント時にワイヤーフレームが強制的に陰面処理されるようになっちゃったんですよ。透けて見えない。ローポリ勢としては、ウェイトは「塗る」のではなく、頂点を狙って計画的に「打ちたい」んです。前面だけでなく背面込みの設定で、ブラシ形状も球ではなく投影でザクっと打ち抜きたい。貫通する武器や技で狙撃するイメージ。でも陰面がちゃんと見えてないとそれができないんですね。予期せぬ頂点塗っちゃうから。そこでこれを作りました。
SicParvisModel
GitHub - Yorklt/SicParvisModel
特定設定でFBXを出力するアドオンです。RPG Developer Bakin向けに作りました。Bakinは株式会社スマイルブームさんの製品で、RPGを作る開発キットです。応援してます。
OneStepToLocal
GitHub - Yorklt/OneStepToLocal
アニメーション作る時って、ボーンを動かすモードを、ローカル・グローバル、回転・移動で頻繁に変えるんですよ。少なくとも自分は頻繁に変えます。ショートカットキーで変更するのもちょっと面倒な操作が入るし、ワンボタンで変えたい。個人的にこれでめちゃ効率上がってる。作って良かった。
PixieFlyTitanStep
GitHub - Yorklt/PixieFlyTitanStep
キャラクターのサイズを後から変えたくなったときに、もうアニメまで作っちゃったよ、今更変えられないよ、ってときでも大丈夫にするためのアドオンです。「アーマチュアオブジェクトのスケール値を変えればいいだけだ」って? いやいや、個人的にはやはり、オブジェクトのスケールは1.0で統一したいんですよね。ゲーム側で正規化補正値を持つにしても、それはゲーム側の都合であって、素材としては意図した本来のサイズを表現しておきたいんです。神経質な話ですけど。
このとき、メッシュやアーマチュアは編集モードで簡単にスケールできるんですけど、キーフレームのボーンの移動量(回転やスケールではない、トランスレーション)もちゃんとスケールしてやらないと、足が地に浮いたり埋もれたりします。それ以外にも、ボーンの移動で表現してるものは全部破綻します。それを解決するアドオンです。
Blender使い始めのころから何年も、スクリプトとして作って使ってた機能で、頻繁に使うわけじゃないので、それで十分だったんですけど、アドオン作るのも慣れてきたので、アドオン化して公開する次第です。
以上です。アドオンのタイトルは最初ダジャレ縛りで統一しようとしてたけど、今は「なんか変な名前」を意識して名付けてます。