お金がなくても安心して暮らせる準備をはじめる【#未来のためにできること】
いまの世界のあり方が、この先も続いていくとは思えない。
いまの世界のあり方とは、「お金がなくては生きていけない」ということ。
正確には、「お金がなくては生きていけない」と思わされていること。
農家でさえ、生産したものを売ってお金に変えて、スーパーマーケットで食品を購入している。
過去、「お金」には「金(ゴールド)」という価値の裏付けがあったけど、ニクソンさんがそれをやめてしまった。
そのときから、紙幣は、ただの「紙」になった。
デジタル化が進むと、「紙」は、デジタル上の「数字」になった。
欧米の暴動で襲われるのは、「現物」の置いてある店舗。
いざとなれば、お金(紙幣)に価値がないことは、みんな薄々気がついている。
大災害が発生したとき、「水」、「食料」、「トイレットペーパー」、「お金(紙幣)」、「金(ゴールド)」が落ちていたら、真っ先に何を拾いますか?
「水」、「食料」、「トイレットペーパー」は必要だけど、「お金(紙幣)」は焚き火の原料にもならないし、「金(ゴールド)」は重たいだけ。
デジタル上の資産を増やしても、電気が使えなくなれば…
本当に大切なのは、「水源」、「田畑」、「助け合える仲間」。
それさえあれば、たぶん生きていける。
ここ数年、「〇〇ビレッジ」という、食料やエネルギーを自給自足でまかなうコミュニティが全国で増え始めている。
じつは世界中には3,000ヶ所以上も、そういうコミュニティ(エコビレッジ)があるらしい。
海外では、「レインボーピープル」と呼ばれる集団が、エコビレッジづくりを手伝ってくれる。
日本で、エコビレッジづくりを実践している、三納銀之助さんは、
銀之介さんの本には、そのように書かれています。(→レインボーピープルの詳細)
「未来のためにできること」は、
新NISA口座を開設して、老後の資産形成を始めるという、日本政府が推奨しているようなことではなくて、
ひとりひとりが、エコビレッジのようなコミュニティに参加して、
お金がなくても、安心して暮らせる準備をはじめること
ではないかと思う。