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夢や目標に手を伸ばしつつ、(DAY432)

いっとき、バックカントリースキーを
たしなんだことがある。


スキー場のコースを抜けて。

圧雪されていない場所を、
ぎゅ、ぎゅ、と
雪が鳴くままに任せてスキー板を進ませる。

(くれぐれも自己責任で!)


山のてっぺんに向かうにつれて
生き物の気配が薄れ、

地球という存在をより近くに感じて、

そうかと思えば
風が気まぐれに
スキー場のアナウンスを連れてきたり。



バックカントリースキーの
レッスンを受けたとき、

インストラクターさんから、
こう言われたことがある。

「下見ても、なんも落ちてないよ!
 前見て滑ってね」


下を向くのがクセだった。


前を見て、

カラダの感性に任せて
重心を移動させれば

スムーズに滑れるのに。

どうしても、下を見ちゃうのでした。



だから、いつまで経っても上達しなくって。




昔っからの癖で、

足下に咲く花とか、
キレイな石とか、
四つ葉のクローバーとか。


どうしても探しちゃうんだ。

前を見ていたら、
通り過ぎてしまう小さなものたち。



月日は過ぎ、
バックカントリーの名残は
玄関わきの収納庫にあるスキー板とブーツ、

そして
「初心者注意」の
ステッカーが貼られた
ヘルメットだけになっている。

雪山には、
せいぜい、
スノーシュー履いて出かけるくらい。


「下を見ないで前を見て、」


きっと、再びスキーを履いても、
下を見ちゃうんだろう。

足下が気になっちゃうんだ。



そして
個人事業主として働かせていただき、
感じていること。。。


「下、見るのも大事じゃね?」



小さなものを探す、という意味でも大事だし、

自分の足が地面についているか。。。

浮足立って
現実味のない状態になっていないか、
それを確認するためでもある。


そうはいっても、
前見ることも大事だし、
上を見上げることも大事。

北極星の方向を見定めることだって大事なんだ。


ようは、


一つの視点に固定されず、

常に色んな視点を持つこと。



・・・なんだと思いマス。



「今は、どの視点が必要?」

「どんな見え方してる?」

「他の視点で見てみると、どうなる?」



定点カメラのように固定しちゃいがちなので、
確かめながら歩んでいきたい。です。

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