競技とソシャゲ
ある時、上司に聞かれた
競技に月額どれだけお金をかけているか
ある程度把握していたつもりだが改めて見積もった
概算で5、6万だ
謎が1つ解けた
貯金ができない道理だ
これで身に覚えのない決済がされているのかと毎月疑わなくて済む
社会に出て6年目
社会人だけで月々5万と計算しても
1年で60万
5年で300万だ
ソシャゲで300万突っ込むやつがいたらどう思うか
狂ってる と思うだろう
ゲームにそんなにお金突っ込んで何になるんだい?
そう言いたくなるはずだ
いくらゲームが強くたってその界隈でしか称賛は得られない
社会でそのゲームによって価値を生み出せるのは極々一部だ
ここで少し考える
今やってる競技
これも界隈での称賛があり、それで飯を食っていけるのは極一部では??
あれ?
ソシャゲなのでは??
いくらお金を突っ込んでも強くなるとは限らない
300万突っ込まなくてもマラソンで2:10‘00”を切れる人だっているし、日本選手権の標準だって切れる人もいるだろう
あくまで成功する確率
クリアしたいステージのクリアできる確率を上げるのだ
つまり不確かなのである
いくら課金してもガチャで本命が出るのは確率だ、回さないより回す方がいい
そういう話
じゃあ何で続けるのか
課金し続けるのか
好きだからだ
リターンに固執しない
こうなりたいなぁ
と言う願望があり、その確率を上げるために大枚を突っ込むのである
前提として確率であることを忘れない
うまくいかないこともある
完全にコントロールができない範囲が存在する
これを認知しなければ運に振り回される
どうにもならないことをどうにかしようと四苦八苦する
結果、楽しかったものが楽しくなくなる
ナンセンスだ
楽しいと感じること
お金をかけてもやりたいし、結果としてその界隈でしか流通しない価値だったとしてもそれを全力で遊べるのは大変幸せなのではないだろうか
不思議なことに狂っている人ほど人を惹きつける
みんな狂気が好きなのかもしれない
今後も好きなソシャゲ「陸上競技」に課金し続けてガチャを回してステージをクリアしていきたい
時折、世界新、日本新などのアップデートが入り難易度が上がるのもソシャゲっぽい
やっぱりソシャゲだ間違いない