栄養士専門ライティング講座②行動変更を促すメッセージの文章構成
どうも、主に地域栄養の分野で活動している管理栄養士のすず子と申します。こちらの記事は、前回の《栄養士専門ライティング講座①今さら聞けない文章マナーと読みやすい文章にするための工夫》と合わせて、公式LINEにてメッセージを送らせていただいていたものをnoteにまとめました。
前回は基本的な文章マナーについてお話しました。これは、すず子さんが実際に仕事として、記事を仕上げる時にぶつかった壁でしたので、ご紹介しました。それから、「すず子さんの文章は読みやすいよ」と言われたことに調子にのり、普段自分がライティングで気を付けていることをまとめています。今回は、その読みやすいと言ってもらった文章の『構成』について説明しますね。
はじめに
私はフリーランスになるにあたり、ウェブ集客の方法を学んでいます。その中で、ライティングについてもご指導いただきました。その方法は、ブログからターゲットに向かってメルマガに誘導してクロージングさせるという手法です。一般的なウェブ集客初級のライティング方法ですが、この文章構成は栄養士さんこそが学ぶべきだと思いました。
なぜなら、ウェブ集客のライティングは『相手に行動変容を促すメッセージ』に話を組み立てるからです。
この行動変容を促すことは、私たち栄養士なら絶対に必要なスキルです。私たちの仕事は、ただ栄養情報を与えるだけではありません。与えた情報から生活習慣の改善を促さなければなりません。ですから、このウェブ集客で学んだ文章構成は、栄養指導にも使える、栄養士として情報発信をするために活用できます。これだけでも、栄養士さんと相性が良いことが分かりますよね。
それに合わせて前回から引き続き、すず子さん的に読みやすい文章の書き方も加えて、具体的に何について、どこで、どういう内容の文章を書けばいいのかも説明しています。これを読み終わる頃には、あなたの『メッセージ』が一つ、出来上がっていることでしょう。
1:すず子さん的に読みやすい文章とは
まずは、おさらいです。前回の講座から、読みやすい文章というものは《疑問を残さない文章》だと説明しています。理由は、ちょっとしたことでも疑問の積み重ねは、集中力を欠いて読み手が読むことを諦めてしまうからです。これを《脱落》と言います。
脱落させてしまうと、本来自分が話したいことが伝わらなかったり、購入やフォローなど、求めているアクションに繋がらないということになります。
それを防ぐために《疑問を残さない文章》を書く必要があるのです。
というのが、本講座全体を通しての目的です。
具体的に読み手が抱く疑問は、どうやって防ぐのかと言うと簡単です。
要はつっこみ所を無くせばいいのです。
だから、あなたが自分の文章を読んで「アレ?」って思うことを全力で叩き潰すことが、読みやすい文章作りの唯一の正攻法なのです。
栄養指導直結型ライティング講座! とも謳っているので、栄養指導に例えておきましょうか。
自分が理解しきれていないことが、相手に伝わるわけはない。
ということが、ライティングと栄養指導の共通認識です。人に伝えるという事の大前提です。相手に理解させるのではなく、自分が相手に合わせた伝え方に変えてあげましょう。
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