キラキラ
気づいたら毎月1本は投稿していたんですが、それも気づいたら途絶えてましたね。久しぶりの投稿でこんなこと書くのもなんですが、ちょっと駄文を書きたいと思います。
自分はアジャイルという考え方や働き方に出会って、スクラムマスターやったり、会社の中にアジャイルを広める仕事をやったりしてきました。その中で、アジャイルをもっと深く知るため、自分一人ではできない経験を知識として知るために、さまざまな勉強会に参加したり、勉強会の開催をサポートしてきたりしました。
書籍や勉強会で語られる「現場」はとてもキラキラしたものであることが多いです。それはそう。前向きに動いているだけで十分キラキラしてるからです。
でも、目の前の「現場」はそうでもないことが多い。"Fearless Change"などでも語られていますが、実際は組織が前向きに動くようになるまでが一番力を必要とするところだったりします。
(今は一旦落ち着いたと思いたいですが)アジャイルがなぜかキラキラワードになっている節もあって、光があれば影もあって、どんどん手垢がついてきているのを感じることが多いです。
アジャイルが何かというと、結局組織が仕事で成果を出すための考え方や働き方のことで、「成果を出すため」を忘れてしまっては、"アジャイル"は何も意味を持たないんですよね。
自分は今、アジャイルや、プロダクト開発とはちょっと距離を置いた場所にいますが、Xやその他で出てくる情報に接するたびに、目の前にある組織と向き合いながら、この組織が「成果を出し続ける」ようになるにはどうすればいいだろうということを考えていたりします。
追記:この文章では組織がアジャイルに向けて動いだすことを「組織が前向き」と表現したけど、あくまで自分の立場で見ると前に進んでいるように見えるだけであって、人によっては後ろかもしれないし横かもしれないんですよね。