おどりあがってよろこびました。
通常営業の学校生活がまた戻ってきた一週間でした。
私が担任しているのは4年生。
4年生の社会科の最初の単元は「わたしたちの県」
なんと題材に使われているのは我が故郷、宮城県。
ここぞとばかりに「先生も何回か行ったことあります」とか、「先生も遊びに行きました」とか言いつつ授業をしていました。
子ども達が着々と宮城県について詳しくなっていったり、島根県民なのに「気仙沼」とか、「仙台」とか、「こけし」とかつぶやくようになるのが嬉しかったり(笑)
しまいには、こんなスライドまで作ってオリジナル教材として運用してみたりも。
ちなみに、ほやボーヤとむすび丸もジワジワと浸透させにかかっています。
日々の宿題をチェックするとき、ほやボーヤスタンプとむすび丸スタンプを毎日交互に使用中…。。洗脳かな……?笑
連休前、最後の体育は20mシャトルラン。
辛い辛い、シャトルラン。笑(あの音を聞いただけでげんなりする人も多いと思う、、)
クラスを半分に分け、まずは前半のグループの測定をしました。
全員が終わって記録を取っていると、悔しくて泣いている人が3人ほど出てきたのです。
予想外すぎる反応に困惑しつつも、「後半グループが終わったらリベンジする?」と聞くと、しっかりと頷くではありませんか…。
後半グループが終わり、「前半に走った人で、どーーーしても!やり直したいという人!」というと、9割の子どもがやり直しを希望。
息を切らしながら走り抜け、ほとんどの子どもが記録を伸ばして晴れやかな表情で息を切らしていました。
それを見ていた後半グループも、やり直しを求めてきて、こちらもやり直しを決行。
またもや記録を伸ばしてきた子どもたち。それに加えて最後まで残った子を皆で応援し、走り終えたら温かい拍手が沸き起こるといる素晴らしすぎる光景。
シャトルランでこんな姿をみることができるとは思っても見ませんでした。
子どもたちの諦めない姿勢、常に最高を目指す姿勢を目の当たりにし、こればかりは頭が上がらない思いでした。
子ども達が帰った後、学年部の先生方と打ち合わせと称したおしゃべりタイムを設けていただきました。
4月お疲れ様、ということで、コンビニスイーツを買ってくださり、私はクリームどら焼きをチョイス…!
ちょっとの心遣いが染みます。「おどりあがってよろこび」たい気分。
(4年国語教材、「こわれた千の楽器」の記述。毎日子ども達の音読を聞いているせいか、どら焼きをもらった時の第一感情がこれだった)
大丈夫、疲れてない?と聞かれ、大丈夫です、と答えたけれど、何となくのモヤモヤは少し遅れてやってきました。
疲れて、は無いけど、ちょっとだけ苦しくなる瞬間はあったなぁ、ということ。これ、言えたらもっと喜べたかもしれません。
どうしても、ひとりで子どもたちを見ておかなきゃ、見られる状態にしておかなきゃ、と思ってしまう時があるんです。
他の先生方が見守りに来てくださって、子ども達のサポートをしてくださる時があるのですが、そこでは私の目の届かないところを見ていただけます。
それはとってもありがたいことです。様々な面から子どもを見れるし、子どもにとっても私以外のよりどころを持ってくれることはいいことでもあります。
でも、
力不足だな、とか、
甘いな!、とか、
思われていたらどうしよう、と心配になるし
子どもからの信用が失われるんじゃないかな、とか
そんなことを思ってしまう自分がいます。
そしてすぐ、そんなことを思う自分が嫌だな、とも思います。
そんなこんなで、嫌だな、と思うこともあります。
なんなら学校以外のところで、久しぶりに腹が立つ案件があり、車の中で悪態ついたりもしました。
でも、大体毎日笑って過ごしている、そんな4月だったなぁと思います。
……と、ゴールデンウィークに突入しますので、ゴールデンウィーク篇はまた別に。(この続きに書こうとしてたけど、長くなりそうだった 笑)