なつみはなんにでもなれる
今週は家庭訪問ウィークでした。
給食を食べたら即掃除、即帰りの会でなんとか下校させ、スーツに着替えて資料持ってお宅に向かいます。
家庭訪問一日目にして、一番訪問件数が多かった日。給食でスパゲッティが出たので、夜は和食が良いよね~と。
この日は海辺の地区のご家庭を中心に回ったのですが、高台から見下ろす海が本当にきれいでした。こんなところで伸び伸び過ごすのいいなぁ、、
学校で見せる姿とはまた違う、家庭での子どもの姿。やっぱりまだまだ甘えたさんな子もいる。学校ではしっかり者でも、お家では片付けが苦手なめんどくさがりだったり。
一方で、学校でも家でもいい子ということもある。周りより一歩大人で、何か言われてもうまく受け流せてしまう子も。
でも、そういった子を「ちょっとオトナな理解のある子」として安易に扱いたくないと思っています。大人からそう見られていると思ったら、しんどくてもしんどいと言えなくなってしまうと思うから。
いつだって、子どもでいていい。無理に大人になる必要はないと思うんです。
正直、いい子でいてくれるのはめちゃくちゃ助かるので、頼りにしてしまう時だってあります。かゆいところに手が届く存在はありがたい限りです。
もちろん、教室ではそういった子に頼る場面も多いとは思うけど、その子たちだって子どもなんだということは忘れずに、大事にしていきたいと思います。
三日目ともなると、だんだんと慣れてきます。
訪問したお宅によっては、お菓子やお茶をいただくこともあり、なんだかほっこりした気持ちになります。
この時期、体育では体力テストをしています。
この日もソフトボール投げをしていたのですが、「並びましょう!」という合図を出すために手を挙げた所、転がっていたソフトボールを私に向かって投げてきた子どもが(笑)
(投げていいよ~という合図と見間違えたそう)
びっくりしたというのもあり、子どもの目の前でしたがかなりの音量で
「わ!!!!!」
と言ったので、先頭にならんでいた子どもがかなり心配してくれました。
結局なんともなかったのですが、その子は帰り際にも「先生、さっきのとこ大丈夫だった?」と気にかけてくれて。
思わず優しさに涙が出そうになって、抱きしめてあげたくなりました。
もちろん、「大丈夫だよ、心配してくれてありがとうね!」と言うにとどめましたが…。
仙台の友人から、素敵な贈り物が。
仙台の家で使っていたテレビをあげたので、そのお返しに、と。
ここぞという時に食べたい。ご褒美すき焼きとか、、、。
家庭訪問最終日。なんとか。
一山超えた安心で、自分がどんなことをしたかったのかを考える余白ができました。
学校での勤務が始まってから、毎日が知らないことの連続で、「こなす」必要があることも多く、子ども達に対しても一方的な関わりしかできずにいたことを認識しました。
私は元々、対話的な関わりをすることで人との関係性を作れると思っていましたし、今でも思っています。
でも、教室では子どもたちに椅子に座って勉強することを強いているし、きちんと並ぶことを教えています。
もちろん、学校生活においてそうしたことも重要です。一定の時間、集中して学習に取り組むことは大事なことだし、きちんと並べることは、緊急時に子どもたちの命を救うことにも繋がります。
でも、本当に私がしたいことはそれじゃない。その先に、もっともっと私のやりたい事はあるはずなんです。
せっかくまっさらな人間としてこの地にやってきたのだから、やりたい事はやってみなくちゃ。
やらなきゃ、じゃなくて、やりたい、を忘れずにいたい。
「なつみはなんにでもなれる」
大好きなヨシタケシンスケさんの一冊。ちょっとしんどい時はこれを見て微笑んでいるのですが、なんにでもなれるマインドを忘れずにいたいです。
忙しい日々の中で、その気持ちは零れ落ちてしまいそうになります。だからこそ、ちゃんと思い出す時間を取っておきたいと感じた夜でした。
実家の母から送られてきたラーメンでランチ。(おかえりモネとのコラボ商品…!)
トッピング、良い感じにできてません?
1パック198円のカタクチイワシを天ぷらに。
同居人と2人で食べるというのに、4人分くらいあるんじゃないの、、という量を生成してしまい、「パーティーだねぇ」と言っていたのですが、、、
9割食べました(笑)
大学で出会った宗教勧誘のお兄さんの話とか、ねずみ講商法の世界を見た話しとかで大盛り上がりしつつ、どんどん食べちゃう、、(話題 笑)
土曜日の夜は、1ヶ月ぶりにSOKOAGE CAMPのみんなと再会。
愛しかないし、主に東北にいるみんなを島根で迎える日が待ち遠しくてたまりません。
今回はSOKOAGE CAMPの事後研修だったのですが、ワークの中でやりたい事リストを書いたので、デスクから見えるところに貼っておきました。
でも、こうして見ると、仕事に絡むものが多いけど、「心からの欲求」みたいなのが少ないな~とも思ったり。
そうしたものを感じ取る、心のセンサー的なものの感度を上げていきたく思いました。
今夜は、地元スーパーで買ったこちらを飲みながら。
材料的には甘酒なんだけど、味はヨーグルト。お米のヨーグルト、という意味がよく分かります。美味。