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脱いじゃえよ、勿体ぶらずに。減るもんじゃなし。
とつぜんですが、
今日はひとつ告白をしようと思います。
今まで、リアルでも、バーチャルでも
誰にも言ったことないんですけど、
わたし、
官能小説を
ネット上で発表したことがあります。
小説は好きだけど、読む専だった私が
どうしてそんなことをしようと思い立ったのか覚えていないのですが、
当時やっていたブログと別に、
わざわざその小説のためにブログを立ち上げて、
HNも変えて、
毎日せっせこ更新していたら、
いつの間にやら閲覧数がすごいことになってしまいました。
ストーリーはというと、
主人公女性が、
ネットでワンナイト目的で知り合った、顔も知らない相手の宿泊するホテルに赴き、セックスして、帰る、という
ストーリーとも言えないお粗末なものでした。
ちょっとだけ変わっているところはといえば、
主人公女性が、
ホテルの部屋に入って、でも相手の顔を直視できずにモジモジしていると、
相手が主人公女性を目隠ししてしまって、
この行為により主人公女性はセックスに没頭できてしまうというところで、
こんなことホントにあったらめっちゃ怖いし、
セックスどころじゃなくなると思うんだけど、
創作の世界だからこそ、読んでくださった人たちにも楽しんでもらえたんじゃないかと思うのです。
***
「脱いじゃえよ、勿体ぶらずに。減るもんじゃなし。」
先日、コーチングの最中にみおさんに言われたこの言葉が、
ずぅっと私の中でぐるぐるしています。
これは、私自身に直球で投げつけられた言葉ではなくって、
ビジネスの初期に、わりと泥臭いことをやらないといけない時期があって、
そこで「じぶん」をどれだけ捨てられるかがカギになるよね~、ということを、あえて過激なセリフで表現されたものでした。
この言葉が、数日間わたしを攪拌した結果、
今日、とつぜん思い出したのが、冒頭の官能小説のことです。
そこで描いたシチュエーションは、
相手との関係性を度外視してセックスがしたいという、私の願望を
表現したものでした。
まぁ、その願望自体は、良いも悪いもないのですが、
これはセックスに限らず、全ての人間関係において同じで、
わたしという人間は、相手との距離感や相手の出方を推し測ってから、
自分をどれだけオープンにするかを決めるということを
ずーーっとやっていたことに、ハタと気づいたのです。
この性質は、社会生活を営む上で必要だし、
こういうことを常にできるということは、ある種の才能だとは思うけれど、
それを少し窮屈に思っているからこそ、あんな小説を書いてしまったのでしょう。
***
「脱いじゃえよ、勿体ぶらずに。減るもんじゃなし。」
セックスを含むすべての人間関係でもっとも大事にしたいことは、
相手との距離感を保つことではなくって、
わたし自身が「快い」と思える状態でいられることなんですよね。
「快」はきっと、
余計なものを「脱いだ」先にある。
どんどん脱いでやろうじゃないか。
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