１９２種類の人生のテーマ。

ヒューマンデザインの講義もそろそろ大詰め。
先週は「インカネーションクロス」の講義だった。

「インカネーションクロス」とは「今回の人生のテーマ」で、「使命」とか「天命」と表現されることも多い。ヒューマンデザインの創始者ラーはカナダの上流階級の出身なのだそう。そんな彼が「今回の人生」という「輪廻転生」を前提とした概念を提唱したのはとても興味深いと思う。

ヒューマンデザインでは、その「今回の人生の目的」が192種類ある。
今回の講義では、２日間でその全てを説明されたんだけど、正直言って

「そんな人生イヤや～！！！」

と感じるものも多かった。
みんなのためにあえて失敗してみせる、とか
マインドコントロールによって人を支配する、とか（笑）
（意訳です）

講義の後、わたしが「ちょっとイヤだな」と感じたインカネーションクロスを持つ友人に、その内容を説明して「実感ある？」と聞いたら「うん、ある！」と悪びれない言葉が返ってきた。
そう。わたしが勝手に「それってどうよ？」と思っているだけで、
本人にとっては、自然に自分らしく生きていたら、
ついついそのようにしてしまうという、当たり前の状態なのだ。

そして、みんなが自分の個性を発揮して自分らしく生きていれば、
「生まれてきた意味を！」とか「使命を果たそう！」とか思わなくても、自然と自分の役割をまっとうし、世界を調和に導いてしまう。
そう考えると、クセの強いあのヒトも、相性の悪いあのヒトも、
世界の調和に必要なひとたちなのだ。

192種類のインカネーションクロスを知って、改めて世界をみると
人類ってほんとうに素晴らしい、って思える。
このヒューマンデザインの世界観が、すごく好き。