【レビュー】ピストバイクに3ヶ月乗って(rockbikes jealousy)

どうも、こんにちは。
今回はピストバイクを3ヶ月(主にロングライド)乗り込んだので、ピストバイク(固定ギア)のメリットデメリット、そして、rockbikes jealousyのレビューを述べていきます。

まずは、良いか悪いか。
圧倒的に良いです。

【走行感】
固定ギアは常に脚を回しっぱなしなので、距離を稼げない夏のトレーニング用に購入しました。
しかし、思いの外、普段のロングライド(185km)ではフリーギアのロードバイクより楽なのです。
特にフリーギアのロードバイクより向かい風が楽だと感じてます。
逆に、追い風の時はフリーギアのロードバイクの方が恩恵が多い気がしてます。

固定ギア(シングルスピード)は基本的に変速できないので『自分の持てる能力で全ての道に対応』していく。
この感じが、何と言いますか、野生的？本能的？で乗っていて楽しいです。

【ダイレクト感について】
リアディレイラーやフリーギアがなくダイレクト感があるとよくネットでは言われていますが、ダイレクト感は特に感じないです。
しかし変速機ありだと、変速機を介して道に対応していく感じですが、変速機無しの固定ギアだと自分の能力に直結した走りになるので、その感覚が僕にとってはダイレクト感があるかなぁと思います。

【メンテナンス性でのメリット】
前後の変速機が無いので、調整と洗浄の必要性がないので、ここはめちゃくちゃメリットです。
プーリーをいちいち外して洗浄と注油。
この作業けっこうめんどくさいです。
スプロケットもギアが重なってて洗浄がしにくいですが、シングルスピードなら一枚だけなので、これも本当に楽です。
洗車へのハードルがかなり低くなりました。

【メンテナンス性でのデメリット】
ホイールを外すと、デメリットが一気に目立ちます。
リアディレイラーやチェーンテンショナーがないので、ホイールを外す時にほぼ確実にチェーンを触らないといけません。
手が汚れます。なので、手袋必須です。
リアディレイラーがあるので、ホイールをガチャっとつけるだけで常にチェーンのテンションが保たれます。
ピストバイクのエンド部はこういう構造になっています。↓

これだけ前後に幅があるので、ホイールを付けたら自分で引っ張るなりして、チェーンのテンションを作らないといけません。
これがめっこうめんどくさいです。
一般的なロードバイクのエンド部はホイールのハブの軸(クイックリリースの軸)は必ず片左右一点ずつしかありません。
しかし、この前後の幅ゆえにハブの軸が斜めに入ってしまいます。
ある程度、斜めに入ってもホイールは回転します。それが悩みどころ。
少しでも斜めに入ったらホイールが回転しなくなったらいいのに！
なので、ホイールをつける時はフレームと並行、センターをしっかり出さないといけません。

あと、ブレーキシューの位置は一定ですが、エンド部の前後幅ゆえに、ホイールの位置も変わり、シューの当たりがズレてしまいます。
改善策はありますが、そこもめんどくさい部分です。
リアホイールを外すとマジでめんどうです！（笑）

お次は、
rockbikes jealousyのお気に入りとイマイチな所。
【お気に入りポイント】
ずばり 三角形です！
トップチューブ、シートチューブ、シートステーで構成された後ろの小さな三角がお気に入りです。

ホームページより

パシュートフレームというトップチューブが前下がりなのも特徴的です。

フレームの色もお気に入りです。
ダークニッケルという色ですが、僕の感覚的にデニムの色にメタリックな要素を混ぜた感じで、渋くて大好きです。
個人的にrockbikesの特徴と言えば、フレームの色だと思っています。

各所にシルバーパーツがあしらわれてるのも好印象です。

【イマイチポイント】
前提として、僕はクロモリフレームが大好きです。

jealousyのフレームはクロモリですが、フロントフォークが残念ながらカーボン製です。
カーボン全盛の時代に、フロントフォークがカーボンである事を悔やむ奴がいるとはびっくりな程です。
フルクロモリがいいのです！
クロモリの安心感ってすごいんですよ。(精神的に)

もう一つのイマイチポイントは、ブレーキワイヤーがトップチューブ内装であることです。
見た目は凄くスッキリしていて良いんです。
見た目は良いんです！
しかし、洗車するとフレーム内へ水が入ってしまうので、個人的には外装が良かったです。
内装だからこのスッキリとしたかっこよさなんだろうなぁとも思います。
まぁ、フレーム内に防錆剤を噴霧しとけば、それなりに安心はできます。
なので、噴霧してます。

【まとめ】
・ピストバイクは良い
・野生的？本能的？な走りができる
・洗浄洗車メンテナンスは楽
・後輪外すとめんどくさい
・jealousyはフレーム形状と色が最高

https://www.rockbikes.jp/item/r-je-dnl/?mode=pc

では、また。