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裁量トレードからEA取引へ——転機となった転勤

2023年、私は裁量トレードで黒字化を達成しました。この年はトレードにおける自分の「型」が少しずつ形になった年でした。その中心にあったのは、トレンドフォロー型の押し目買い・戻り売りというシンプルな手法です。

2023年のトレードスタイル:押し目買い・戻り売り

私のトレードの主戦場はロンドン市場。具体的には、ロンドン市場が開いてしばらく経った**16:30頃(冬時間では17:30頃)**から、数時間の間に発生するトレンドに注目していました。この時間帯は、欧州勢が本格的に動き出すことで、相場に明確な流れが生まれることが多いのです。

そのトレンドに沿って、押し目買い・戻り売りを繰り返すことで、安定した利益を上げることができました。

ポイント

  • 押し目買い・戻り売り: トレンドの方向性を確認し、適切なポイントでエントリーすることを徹底。

  • 時間帯の集中: ロンドン市場が動き出してからの数時間に焦点を絞ることで、効率的に取引を行う。

この手法は、サラリーマンとして働きながらでも実践可能でした。勤務時間が終わる夕方以降の取引時間にフィットしており、本業との両立を支えてくれる理想的なスタイルだったのです。

転勤による変化:トレードスタイルの見直し

しかし、順調だった裁量トレードにも転機が訪れます。それは、転勤による環境の変化でした。

転勤後は勤務時間や生活スタイルが変わり、ロンドン市場でのリアルタイムトレードが難しくなってしまったのです。これまでのトレードスタイルでは、利益を生み出す時間帯に相場を見ることができないという壁に直面しました。

この状況は、裁量トレード一本でやってきた私にとって大きな試練でした。「せっかく成果を出せるようになったのに、このままでは続けられない」と感じ、行き詰まりを覚える日々が続きました。


新たな挑戦:EA(自動売買)への移行

そんな状況の中、私はトレードスタイルを根本から見直す必要性を痛感しました。そこで注目したのが**EA(エキスパートアドバイザー、自動売買システム)**でした。

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