エンタメを“好き”だけで終わらせない挑戦─未来を照らす新しいビジネスの在り方へ
Nutmeg Labs株式会社は、旅行・レジャー業界の現地体験事業者向けに観光DXプラットフォーム「Nutmeg」を提供しています。今回は、新規事業を担う石井さんに、Nutmegとの出会い、入社後の経験、そしてエンタメ業界への熱い想いについてお話を伺いました。
石井 晃樹
大学卒業後、リクルートスタッフィングにて、大手金融機関への人材紹介、及びスタッフの就業戦力化支援を担当。後にサイバーエージェントで広告運用、プロモーション企画、実行、チームマネジメントを一貫して担当。その後プレイドにて前半の2年は金融機関のクライアントを中心にKARTEを通したCX戦略の提案、伴走に従事し、後半2年はSTUDIO ZEROで事業開発・共創を推進。Nutmegには2024年10月にジョイン。
好きをビジネスとして成り立たせることができる環境
ーーNutmegとの出会いを教えてください。
昔から、教育やエンタメ、一次産業などに仕事として関わりたいという思いがありました。それらは日本の基幹産業ですが、労働生産性が低いという課題も感じていて、特にエンタメに関しては、ビジネスとして成立させる難しさを強く意識していました。
僕自身、中学時代から舞台に関わり、学生時代にはミュージカルでベースを演奏していましたし、今も運営側として協賛企業との関係構築や楽曲制作などを担当しています。ただ、舞台運営は収益構造が非常に厳しく、チケット代や協賛金に頼らざるを得ない現状があり、人件費すら十分に賄えないことも多いんです。それでも、多くの人が“好きだからやる”という想いで続けています。僕もその一人ですが、これをビジネスとして成り立たせるにはどうしたらいいのか、ずっと模索してきました。
そんな中、前職の同僚からNutmegの話を聞いたんです。Nutmegのビジネスモデルは、クライアントの成長に合わせてNutmeg自身の売上も伸びる従量課金型。この構造が地方や観光業界を盛り上げるのに大きく貢献できると感じました。そして何より、この仕組みがあれば、僕が目指していた“ビジネスとして成立する形でエンタメに関わる”という夢を実現できるかもしれないと思い、Nutmegで挑戦したいと強く思いました。
非連続的な成長を促す、自由と指針の絶妙なバランス
ーー実際にジョインしてみてどうですか?
入社前は、もっとピリピリした環境なんじゃないかと思っていました(笑)。Nutmegはアメリカで創業された会社なので、いわゆる”外資系”というイメージがあったんです。でも、実際に入社してみると全然違いましたね。
Nutmegでは業績だけでなく、コアバリューに沿ったプロセスや価値観の体現もきちんと評価されます。たとえば、“Nutmeg STAR”という表彰制度があるんですが、結果だけを出した人だけでなく、チャレンジの過程やバリューを体現した人も評価されます。
当然ビジネスなので結果は大切ですが、質の良い失敗を積み重ねた先に大きな成果があると思うので、この文化は自分の働き方にとてもフィットしていると感じます。
また、自由なカルチャーの中にもしっかりとした方向性があって、とても動きやすいです。サッカーで例えるなら、代表のTakashiさんが“前半で2点を取ろう”といった形で目標を提示して、それを達成するために各メンバーがピッチ上で裁量を持って動きまわる感じ。自由と規律が絶妙なバランスで共存していて、とても魅力的だと思います。
そして、自分の発想や判断を尊重してもらえる文化があるのも素晴らしいです。僕自身、これまでのキャリアで、非連続な成長を遂げるためには個人の発想や熱量を尊重し、それに合わせて多くの機会を掴むことが重要だと感じてきました。Nutmegは、まさにその環境が整っている会社だと思います。
ーー現在の仕事内容について教えてください。
今は新規事業のPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を検証する業務に取り組んでいます。このプロセスは、舞台制作に似ている部分があると思います。舞台でも、これをしたらお客様の心に響くかな、あれをしたらもっと楽しんでもらえるかな、ということをひたすら試行錯誤します。その検証の積み重ねが、やがて本番で成功する鍵になるんです。
ただ、舞台の場合、結果が失敗に終わることもありますが、過程自体が一つの作品であり成果物だと僕は考えています。新規事業においても同じで、成功に向けて失敗を恐れず、ひたすら挑戦することが肝心だと思っています。Nutmegの“Challenge”というバリューも、まさにその姿勢を大切にしている点で、自分の考えと重なりますね。
ーー今後の目標を教えてください。
今後は、まず新規事業を成功させてNutmegにもう一つの柱を作ることが目標です。その上で、エンタメ業界をもっと“健全に儲かる”産業にしたいと思っています。Nutmegのビジネスモデルは、お客様の成長とNutmeg自身の成長を直結させる仕組みです。この仕組みがあれば、観光業界だけでなくエンタメ業界を変えられる可能性があると信じています。
Nutmegでは、お客様を犠牲にして目先の売上を追うような議論を耳にすることがありません。そうした文化の中で、自分が得意とする検証のプロセスを重ねながら、新規事業をしっかりと育てていきたいです。そして、エンタメ業界が稼げる業界になるよう、社会全体にポジティブな影響を与えたいと思っています。
Nutmegはさらなる成長を目指すため採用を強化しております。
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