数年間デジタル断捨離をし続けたメリット
10年以上前、当時読んでいた本の中で「テレビを見るのは良くないわよ!」みたいなことを書いてあった。当時精神的にまいっており、また今よりももっと考えが足りなかった自分はよく考えもせず、それを真に受けてテレビを断捨離。以来テレビのない生活を続けている。
それに伴い、なんにもしなくても入ってくるありとあらゆる情報を意図的にシャットダウン。使っているSNSも、自分に必要な情報だけが入ってくるように設定。これもまた数年間ずっと続けている。
自分の知りたい情報だけを入れて、その他は一切入れない。
そんな生活を何年も続けていると、こういうことがよくある。
上司「竜丸さん、アドって知ってますか?」
竜丸「アド…です…か…??(アド…??アドレスのアドか…??いやそんなこと上司なら知ってるだろう…ならイラアドの意味か…??いやそんな脈絡なくイラアドのことを聞いてくるか…??何もわからなさすぎる…ここは正直に言おう)すみません、ちょっとわからないですね…」
結局この日、自分はアドのことについて何もわからずじまいだった。
後日、そのことを友人に話すと…。
自分「なあAちゃん、アドってなに??」
A子「(信じられないようなものを見る目で)竜丸さん、Adoを知らないのは相当だよ。ヤバいって。」
その後、友人からAdoの情報を聞かされる。
自分「ああ!あの『うっせぇわ』を歌ってる人ね!さすがに自分も聞いたことあるよ!」
A子「良かった…それぐらいの常識はあった…」
自分「…ん??AdoとYOASOBIはまた違う人なの??」
A子「…竜丸さん大丈夫??どこの世界に住んでる人なの??日本の人??どうやって生きてるの??」
自分「いや、逆に自分としてはみんなどこでそういうことを知ってるの…??」
A子「世間ではテレビ離れっていうけどさ、なんだかんだいってみんなテレビ観てるんだよ。あとTikTokとかね。ああいうSNSとか見てると流行りの曲ばっか流れるから」
やっぱりみんな”そういうところ”から情報を得てるんだな~と思った。
そして、そういうことが起こるたびに思う。
こういうことを知らなくても、何の不便もなく生きていけること。
どんな曲が流行っていても
大物俳優が不倫をしても
海外で活躍する日本人選手が成果を上げても
自分の生活にはなーんの関係もないのだ。むしろ「知らない」ということでそこから話が広がったりするのでコミュニケーションとしても便利。
反対もまた然りで、自分がいつも仕入れてる情報だって人によっては”無駄”とも言える。(ちなみに今の自分が仕入れてる情報は、アウトドア関連だったりお金の話がメイン)
こういうことを話すと「大事な情報はどうしてるの??」と聞かれるが、大事な情報や大きな事件が起きたときは必ず誰かが話をしてる。そこから気になったことがあれば適時拾えばいい。
思えば、自分のミニマリズムはこのときから始まったかもしれない。自分にとって何が必要で、何が不必要か。物からではなく情報から断捨離したのが自分らしい…かな…??
情報の断捨離、おすすめです!
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