マガジンのカバー画像

嫁読め!(よめよめ)

32
結婚式や準備、新婚生活にまつわる備忘録から、夫婦にまつわるエッセイコラム。 あまり参考にはなりません(爆)。
運営しているクリエイター

#結婚

夫婦の朝、そしてセロリ。

夫婦の朝、そしてセロリ。

日曜日。
息子の泣き声と、「ねえ、もう12時58分だよ」という夫の声で起こされた。

ガバッと起き上がる。
ああ……またやってしまったか。

夫は別に怒るでもなく、マイペースにスマホを操りながら、息子を抱き上げる。

***

夫と付き合い出したのは今から10年ほど前からだが、最初の数年はいつも同じことで喧嘩をしていた。

原因は、私が昼頃まで起きられないこと。

たとえば、月曜から金曜までめいっ

もっとみる

プランナー「お色直しの前に、『カラードレスの色当てゲーム』などの余興もできますよ!」
旦那「え、誰得ですか?」

不本意ながら、否定できず。

【嫁読め・20】「○○ちゃんに証人になってほしくて……」と、友人に突然その場で婚姻届を書かせるのも無理です。本籍がそらで言える人で、日々シャチハタでない認め印を持ち歩いている人に限定されます。本籍なんて覚えてねぇーーー!

【嫁読め・19】よく、婚姻届が漫画などのキュンアイテムに使用されますが、よく考えてください。あれは、役所に提出する、正式な書類です。言い換えれば戸籍変更届です。イチャイチャ書こうとしたら痛い目見ます。私はわからないところがありすぎて役所に電話しました。

【嫁読め・18】LDKという名のDK。キッチンの臭いがあるかないかわからないLまで流れてきてややつらい。下手すると独り暮らしの1Kとかより臭いがこもりやすいと思う。消臭にいいものはひとまずなんでもやってみるの巻。

【嫁読め・14】「川の近くは氾濫がありそうで怖いです」という私に不動産屋が「今は区がいろいろ対策しているので、大丈夫ですよ!」と言った。その川が昨日の台風で危険水域まで上がったそうな。マジ、アテにならない……!!

【嫁読め・13】もうすぐ産休に入る会社の先輩に、結婚祝いをもらって言葉がないほど嬉しいと共に、これはもう破棄とかないから!! と気合いを入れ直す。

【嫁読め・12】わざわざ新居までプロが来てサイズ測ってもらって置けますよと太鼓判を押されたドラム式洗濯機。いざ搬入したら置けない事態発生。お金とって時間とってその結果……!! 洗濯機はホント鬼門です。

【嫁読め・11】洗濯機を選ぶ際に幅と奥行きだけを気にしてたら、「蛇口までの高さ」という盲点をつかれてハッとする。洗濯機なのに消防法に引っ掛かる、という矛盾……。

【嫁読め・10】三十路近くなると、友達の結婚式でもらった引き出物がたまりにたまって、もはや「食器いらねぇ」状態に陥る。グラスとか10人分くらいある。

【嫁読め・9】写真写りの悪さを見て見ぬふりをし続けて生きていると、結婚式はもちろんのこと、その前にも困った事態に陥ることになります。そう、「おばあちゃんに見せるから写真を撮らせて~」とお義母さまに頼まれた私のように!!

【嫁読め・8】両家顔合わせ=相手のご両親初対面、の場合、娘の敵はお義母様ではなく実母です。帰ってからの「あの発言はどうなの?」的ダメ出しは徹底受付拒否の姿勢をとるのが精神衛生を保つためのコツ。

【嫁読め・7】付き合いが長いからといって、付き合ったきっかけや相手を好きになった決め手などを忘れかけていたり、「自然にね……」等とにごしていると、相手のご両親の質問攻めを前に大パニックに陥る羽目になる。

【嫁読め・6】不動産屋の営業担当者へのややあたりのきつい対応を見て、現役出版広告営業マン(交渉してナンボ)と現役編集者(好かれてナンボ)の価値観の違いを思い知らされ軽くマリッジブルーになる。