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高知~愛媛旅行 2024 その1 狛犬との出逢い


はじめに

今回は高知県と愛媛県に行きました。
かなり記事が分割されると思います。
1日目から3日目までは友人と一緒に行動、それ以降は単独になります。
多幸感しかない旅になり、本当に満足しています。

大阪出発

久しぶり

近年は電車なりフェリーなりで移動していたのですが、今回は流石に夜行バスを選択しました。
だって一番早くて一番安いし…。
僕は夜行バスで寝れない人間なので、結局睡眠時間は2時間程。
でも朝の6時に高知駅スタートだからそれと引き換えって感じですかね。
3列独立シートなので割と開放感はありました、通路は狭いですが。

異界かな?

最後の休憩場所でタバコ吸いたくなったので降りました。
これは南国ICかな?
山しかありませんが、空気が大阪と全然違いますね。
この後うつらうつらしながら高知駅に着きました。

高知駅から小村神社まで

無人駅

なんとなく予想はしていましたが、ICカードは当然のごとく使えませんでした。
でも自動改札があるのは意外でしたね、徳島にはありませんでしたし。
高知駅を6時半に出発、7時頃に到着したのが小村神社前駅です。
自分1人しか降りませんでした。

小村神社

なあにこれ

小村神社は駅からすぐ、対面の方にありました。
着いた瞬間ここ好きだな…という素晴らしい参道。

良い…

狛犬に関してですが、正直見たこと無いです。
顔つきもそうなんですが、片手に鞠に片手は石に掴まってる様子とか。
今回の高知旅行で思いましたが、結構関西の狛犬と形が違うのですね。
これは非常に楽しい視点でした。

蜻蛉造というらしい

狛犬を観察しつつ社殿に向かいましてお参り。
拝殿は独特の形をしたもの。
土佐の方ではたまにある(というか見た)蜻蛉造という、蜻蛉が羽を広げている様子の拝殿です。
後ろにそびえるのは樹齢1000年の杉です。
この小村神社は土佐二宮で、御神体は刀。
その御神体が国宝として指定されています。
その他木造の菩薩面が重要文化財になっていますね、神仏習合。

ゼロ距離

横に回って本殿を拝見します。
特に柵などもないので、至近距離で飾りや彫り物などを見ることができました。
これは大変良いですね、近所にあったらスマホでメモしつつゆっくりと眺めていることでしょう。

尊敬しかない

牡丹杉といわれる、樹齢1000年の杉は本殿後ろにあります。
遠景で撮ってもその姿を収めることができません。
思わず拝んでしまうほど、その姿は存在感がありました。
この神社良いですね。

外から見た小村神社

次の電車を待つ時間より歩いたほうが早いので、ぶらぶら車道を通りながら次の目的地へと向かいました。

蘇我神社

錆び錆びおみくじ

目的地へ向かう途中、狛犬と鳥居があったので立ち寄りました。

雰囲気ありますわね

少し滑りやすい階段を登って参拝。
拝殿を見るとセルフおみくじがありましたが、まさかの鉄製で数字すら見えませんでした。

狛犬でかくない?

狛犬見てて思ったんですが、全体的に顔が平たいですね。
あと手の先になにかあるやつ。
こんな神社もあるんやなぁ、って思いつつ目的の神社へ。

椙本神社

いの町の大黒さまと言われる神社です。
この辺では規模が大きそうなので、お参りしたかったのです。
が…。

なんすかこれ

この神社、特徴的な狛犬が多数いて非常に面白かったです。
写真のやつでも、手の下にあるのがなにか分からないんですよね。
これは今回の旅でよく見ましたが、大阪ではこんなの見ないんですよ。
しかも顔も特徴的。
こんなんテンション上がらんわけが無いんですよ。

八角形の神輿なんてあるんやね

狛犬を観察していると、おばあちゃんが歩いてきました。
そのおばあちゃんに
「なんかもうすぐお祭りがあるみたいやがなんかやるんかねぇ」
って聞かれたのでとりあえず神社に貼ってあった説明書きを読むとそうけー、って感じでお参りされてました。
土佐人との初コンタクト、半分ぐらい何言うてるか分かりませんでした。
境内を散策したのち、駅方面へと向かいます。
まあその途中でまた神社に寄るのですが…。

神母神社


異世界かなにか?

とりあえずGoogleくんで見つけて、道を歩いていたら地元住民に挨拶されました。
「どこ行くん?」
って聞かれたのでこの辺に神社あるみたいなんでお参りしてきますー、って言うたら
「お参りしてくれるん、ありがとう」みたいなの言われました。
交流大事、おっさん1人ででっかいリュックサック背負っておるもんね。
怪しいと思うが、帰りもこちらから挨拶したので警戒心は溶けたんちゃいますかね。
しかしながらこの神社、狛犬が凄すぎて…。

こわ


こわ

顔の造形が独特すぎます。
格闘漫画、というか刃牙世界の住民みたいな顔していますね。
狛犬目的で参拝しましたが、あまりにも印象に残っている神社でした。

加茂神社


ハハッって声出た

町の小さな神社でも光景が凄すぎて、京都の山奥で見かける風景がいくらでも飛び込んできました。
社殿は覆われていますが、その前に巨木に挟まれる参道が見事です。
尚且つ

手足が元々無いのかな
なんすかこれ

鳥居前にいた狛犬に度肝を抜かれました。
これもう埴輪とかそっちの方でしょ。
高知に着いてから色々狛犬を見てきましたが、もう圧倒されっぱなしです。

琴平神社

狛犬台座三段重ね

この神社の横がチンチン電車の始点駅だったのですが、まだまだ時間があるのでせっかくなのでクソ長い階段を登りました。
琴平神社、まあ香川に金比羅宮があるのでそれかな?

いい景色だね

参道を登りきると、いの町の風景が飛び込んできます。
結構心地よい景色でしたね。

伊野駅

ONIGIRI

駅前におにぎり屋さんがあったので小腹満たしに買いました。
わざわざたくあんまで個包装、なんか凄いですね。
駅舎でムシャムシャ食うてると地元の子供達が遠足かな?集団でやってきました。
その中の会話で気になったのがありまして。
「あそこのおにぎり屋さん美味しいよなー」
「あのおにぎり屋さん、米太郎言うてな、先生が子供の頃からあるねん」
「昔はようけあったんやけど、今はもう殆ど見かけんくなったなー」
って会話でした。
どうやらこのおにぎり屋さんは昔はチェーン展開してはったんですね。
こういう会話は好きです、地元住人の知識が得られる。
なお、この会話を聞いている時に電車がやってきましたので乗りました。
ちなみに、この時点でまだ朝の10時前です。

神社の横に線路が見えますね

終わりに

こんな感じなのでどこまで記事が続くかわかんねえです。
なお、高知の方言は再現できないので関西弁になっています。
続きます。

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