死にたい願望、自己否定の欲求

 おそらく私はモラハラ気質があると自覚している。
近しい人間やバンドメンバーに理詰めをしたり感情的になった時にバーっと言ってしまう。その人を苦しめたいとかその人の為を思ってるなんて気持ちはまったくなくてその時だけはどんどん言葉が出てきてしまうのだ。とあるツイートを拝見した時にモラハラは自己愛性人格障害なのではないかという内容があった。
 まあ世間一般で見ればモラハラはカスで最低な性質であると認知されているがそれは例外なく自分自身にも思っている。私の周りで被害に遭った人たちには本当深く謝罪を致します。自分でもそういうのは良くないという自覚があるため、何で私はカス野郎なのだと言葉を押し殺したり自分の気持ちに蓋をする。あくまで診断を受けているわけではないのだが、特徴をみるとまんま私だなと心底驚いた。
 前述した通り自分の考え方やこの思考は良くないと思う度に自分を押し殺す、押し殺すとどんどん自己否定が生まれてくる。自分がいなくなれば幸せになれる人が沢山いると、私のなんで?を消せばもっと会話や人間関係は円滑になるはずだと。つまり自己否定をしない限り私はただのカス野郎なわけである。さっさと消えてしまいたい。ただ生き延びてしまうもので単純な希死念慮ではないため、今日もダラダラと生きている。そしてまた自己否定をする。もう自己否定に依存しているのだ。依存しないとどんどん人を傷つける。 
 しかし、バンドを続けてくにあたってやりたいこと周りからどう見られたいか、メンバーもお客さんの事も大事にしていきたいこと、これもつまり私を殺さないと成り立たない現実である。だかは私は早く死にたいのだ。世界が汚いとか人生が辛いとかじゃない(まあどちらもその一端は内在しているが)、早く俺のことを消してくれ。

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