もっと楽々コピペで立案!糖尿病ケトアシドーシスの看護計画
2024.6.30更新
糖尿病ケトアシドーシスの看護計画
<定義>
糖尿病ケトアシドーシスとは、インスリンの極度の不足にインスリン拮抗ホルモンの上昇が加わってブドウ糖が使えなくなった際に脂肪を使ってエネルギーを確保するが、それに伴い脂肪の分解産物であるケトン体が急激に増加して血液が酸性に傾いた(アシドーシスとなった)状態を言う。糖尿病の急性合併症の1つであり1~2日で起こる。
糖尿病ケトアシドーシスの原因
-インスリンの自己中断、打ち忘れ
-暴飲暴食
-感染症に罹患
-疾患による身体へのストレス
-疾患(脳疾患、心疾患、膵疾患など)
-薬剤の影響(SGLT2阻害薬など)
糖尿病ケトアシドーシスの具体的な症状
-急激な体重減少
-急激な口喝
-多飲・多尿
-脱水症状
-ケトン臭(アセトン臭)
-強い全身倦怠感
-悪心、嘔吐
-腹痛
-頻脈
-血圧低下
-呼吸促拍
-呼吸困難
-意識レベルの低下
-昏睡
-クスマウル大呼吸
看護計画
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
血糖をコントロールし糖尿病ケトアシドーシスを起こさずに過ごせる
糖尿病ケトアシドーシスを予期し対処できる
糖尿病ケトアシドーシスの自覚症状を感じた際、適切に対応できる
O-P
1.検査データ
-耐糖能検査:75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
-血液検査:血糖値、HbA1c
2.血糖値の変動
3.食事摂取量、内容、時間
4.間食の有無
5.嗜好、偏食の有無
6.輸液の有無
-輸液内容:( )
-輸液内容:( )
7.水分出納バランス、脱水の有無
-IN(輸液量、水分摂取量)
-OUT(尿量、排液の有無)
8.活動量、運動量
9.治療内容、実施のタイミング
-経口血糖降下薬
・薬の内容:( )
・ 回/日、 時、 時、 時、 時
-インスリン注射
・インスリンの内容:( )
・ 回/日、 時、 時、 時、 時
10.セルフマネジメント状況
-糖尿病に対する知識
-糖尿病治療に対する知識
-糖尿病治療の実施状況(治療を適切に受けているか、実施しているか)
-糖尿病ケトアシドーシスの症状に対する知識、経験
-糖尿病ケトアシドーシスが出現した時の対応法についての知識、経験
11.過去に起きた糖尿病ケトアシドーシス症状の出現の有無、その時の状況
-糖尿病ケトアシドーシスが起きた原因:( )
-糖尿病ケトアシドーシスが起きたタイミング:( )
-糖尿病ケトアシドーシスが起きた時の血糖値の変動:( )
-糖尿病ケトアシドーシスが起きた時の症状:( )
12.現在起きている糖尿病ケトアシドーシスの状況
-糖尿病ケトアシドーシスとなった原因:( )
-糖尿病ケトアシドーシスがはじまったタイミング:( )
-血糖値の変動:( )
-糖尿病ケトアシドーシスの症状:( )
-自覚症状を感じた際の対応方法:( )
-糖尿病ケトアシドーシス対処後の血糖値の変化:( )
-糖尿病ケトアシドーシス対処後の症状の変化:( )
13.家族のサポートの有無、状況
14.家族の知識、理解
15.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供
T-P
1.糖尿病ケトアシドーシスを予防するために血糖値をコントロールする
-日々の体調管理を行う(体調不良の有無を確認する)
-医師指示の血糖測定を行う
・自己(見守り、手技の指導、自立)、医療者
・ 回/日( 時 時 時 時)
-血糖値を把握するため、血糖値を手帳などに記入してもらう(介助する)
-確実に服薬できる様に内服管理を行う
-内服を自己管理できる様に方法を検討する
-医師指示のインスリンの投与を行う、管理する
・自己(見守り、手技の指導、自立)、医療者
・ 回/日( 時 時 時 時)
-糖尿病ケトアシドーシスに対する注意点、管理や出現時の対応方法についてパンフレットを作成する
2.糖尿病ケトアシドーシス出現時に対処する
-糖尿病ケトアシドーシスが疑われた場合、すぐに血糖測定を行う
-糖尿病ケトアシドーシスであった場合、医師の指示に従って対処する
・医師指示の輸液を開始する
・定期的に血糖値を確認し、医師指示に従って治療を行う(診療を補助する)
・定期的にバイタルサイン測定を行う
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?